憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

即位2年、オンライン交流をレジュメする産経

2021-05-03 12:29:40 | 天皇
陛下ご即位2年 オンラインご活動「進化」へ
2021.5.1 06:00
 皇室と国民の接点を模索する中、宮内庁はオンラインの活用を進めてきた。時代の要請に応じた新たなご活動の形が見えつつある一方、さらなる「進化」も求められている。
 
宮内庁は何の為に「天皇と国民の触れあいの機会」いわば「天皇と国民の握手会」をセッティングすることに躍起になっているのでしょうね。


「両陛下のお姿が画面に映し出され、感無量になってしまった。心にジーンときました」。女性は終了後、画面越しの懇談の印象をそう語った。
 手を握り、目線を合わせて-。コロナ禍でこうした従来のような触れ合いが制限される中、画面越しの交流が今、両陛下と国民を直接つなぐ「有効な手段」(側近)になっている。

宮内庁と側近は「オンライン握手会でもリアル握手会と同様の効果はある」と評価しているようです。

一方で「限界」も見えてきた。通常の地方訪問では被災現場で黙祷(もくとう)をささげたり、沿道で歓迎に応えたりといった両陛下のお姿を、広く国民が目にすることができる。だが、閉鎖的なオンラインでは場面の共有は懇談の当事者に限られる。「オンラインは代替手段」。同庁幹部は口をそろえるが、コロナ禍が長期化する中、周辺から「両陛下のお気持ちやお姿を国民に広く伝える場面を増やしてはどうか」との声も上がる。

御所の部屋と遠隔地の部屋を結ぶオンライン握手会に参加できるのは当事者だけです。
もっと観客数を増やすにはどうすれば良いのでしょう。
ということで、コロナ禍で活動を制限されたミュージシャンの誰もが考えるようなことを宮内庁も考えたようです。
大々的なライブ配信ですね。

宮内庁は新たな試みとして、今月30日に島根で行われる「全国植樹祭」で、陛下のお言葉や植樹の場面を東京から現地にライブ配信することを検討。ライブはこれまで少人数の懇談などに限られていたが、より多くの人と「場」を共有できることになる。通信環境などの課題もあるが、関係者は「実現すれば、コロナ禍のご活動の可能性が1段階広がる」と期待を込めた。

名古屋大大学院の河西秀哉准教授(日本近現代史)
 オンラインには、離れた場所を同時に視察できるといった利点があり、療養中の皇后さまのご負担軽減にもつながったのではないか。
皇族減少に伴う公務負担の見直しにも、1つの可能性を示している。

国際政治学者、三浦瑠麗氏
発信は象徴としての役割を超えてしまわないよう注意が必要だが、工夫することで、情報の受け手である国民に、もっと「思い」を届けることができる。  

アイドルの握手会やミュージシャンのライブ配信ならその目的はすぐに察しがつきますが、天皇の握手会はその目的が見えにくい。
見えにくいのは、天皇と言う存在に特別なものを感じているからで、天皇の握手会を企画している宮内庁にとっては、アイドルの握手会やライブ配信と目的は同じなのかもしれませんね。
宮内庁は天皇という存在に畏敬の念を持っていない。私は、そのように確信しています。



令和元年の全国植樹祭 両陛下のお手植え。
天皇 あいちニコ杉 クスノキ フモトミズナラ  
皇后 シデコブシ ヒトツバタゴ シキザクラ
天皇は緑葉の樹木 皇后は花が美しい樹木。男性、女性を意識した選びです。

三種の木の苗を「森」の字になるようにお植えになったの ですが、植えた木は式典後に別の場所に移植されました。
式典参加者全員も会場に植樹したのですが、こちらも式典後に別の場所に移植されました。
鍬入れ式のように、儀式なので「植樹パフォーマンス」です。

野外コンサート会場に大画面を設置して、遠く離れたところにいるミュージシャンが大画面にライブで参加してパフォーマンスして、画面から観客に呼びかける。
今時、とくに目新しいことではありませんので、宮内庁がやろうとしていることも、技術的には難しくないでしょう。

しかし、宮内庁はアイドルやミュージシャンのように天皇を扱うことで、何を得ようとしているのか。




5月3日~9日 ご予定

2021-05-03 11:55:53 | ご予定
宮内庁は5月3~9日の予定を発表した。 
天皇、皇后両陛下、愛子さま
5/6(木)
〇雅子さま 紅葉山御養蚕所(御養蚕始の儀)

あらま。
今週は珍しく両陛下と愛子さまの項だけで、皇嗣家、他の宮家の予定が何も発表されていませんね。
とりわけ毎週必ず発表されていた皇嗣家のご予定が無いのは寂しいような変な感じです。
ご休養なのか、小室問題に集中されるのか、気になります。

いつも皇后の顔色を見ながら、の宮内庁が、御養蚕始めの儀へのご臨席を堂々と報じています。
これだけは何が何でも出なくては皇后の体面が保てないので、現在6日に向けて入念に体調管理されていらっしゃるのでしょう。


昨年の御養蚕始めの儀は5月11日でした。
これは5月29日 御給桑行事(皇居・紅葉山御養蚕所)。
マスク姿で養蚕に臨んだ皇后雅子さま=2020年5月29日午後4時50分ごろ(写真/宮内庁提供) 

陛下ご動静 4月26日~5月2日

2021-05-03 11:53:44 | ご動静
宮内庁が4月26日に発表した「4月26日~5月2日ご予定」では、

天皇、皇后両陛下、愛子さま
4/26(月)
天皇陛下 赤坂御所(離任モーリタニア大使面会)

となっていましたが、実際には両陛下はこのように活動されました。
(宮内庁発表分)
26日
【午後】
 陛下 〇離任するモーリタニアの駐日大使をご引見(赤坂御所)
27日
【午後】
 陛下 〇ご執務(赤坂御所)
28日
 両陛下 △福島県をオンライン視察(赤坂御所)
30日
【午後】
 陛下 〇ご執務(赤坂御所)
 陛下 〇副大臣1人の認証官任命式(宮殿)
1日
【午前】
 陛下 〇旬祭 宮中三殿御拝(皇居・宮中三殿)
 皇后さま 旬祭に当たりお慎み(赤坂御所)

ご執務、週2日、午後

今週のハイライト、宮内庁渾身の一押しは、28日のオンライン視察のようです。
事前に現地と入念に打ち合わせ、現地も万全の体制を整えて待機したであろう行事を何故、ご予定で発表しないのか。
それは、皇后のご機嫌、失礼、ご体調が直前まで解らないからでしょう。

さて、皇后は例のごとく宮中祭祀はお休み。
天皇の宮中祭祀を予定で発表しないのは今回に限ったことではありませんが、皇后のご機嫌がどうなるかなど気にせずに、発表したほうが良いと思われます。
でないと、天皇は宮中祭祀をする気がないのか?と余計な心配をすることになります。
天皇の一番重要なお役目は、国民にいそいそとすり寄ることではなく、天下国家国民の安泰を祈ることだということをお忘れ無く。




宮中三殿とは、皇室の御祖神(みおやがみ)である天照大御神をお祀りする「賢所」(かしこどころ)、歴代の天皇・皇族の御霊をお祀りする「皇霊殿」(こうれいでん)、天神地祇(てんしんちぎ)八百万神(やおよろずのかみ)をお祀りする「神殿」(しんでん)の三殿の総称で、更に新嘗祭が行われる神嘉殿(しんかでん)が、この三殿と一体になって建っています。