横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

お願いことばは、いくつ言える?

2022-03-10 22:11:35 | 発達や学習が心配
今週は、中学校の卒業式、来週は小学校の卒業式。

うれしそうに制服で歩いている姿を見かけます。

中学生は、その学校の「制服」」を着るのもこの日が最後。

(横浜の公立小学校は制服がありません。)



友達関係がうまくいかない子どもの中に

「マイルール」を友達に押し付けてしまう子がいます。

「このルールでやるから」。

事前に周りの子に「了解」をとったり説明をしたりがなく、いきなりの「ルール」。

周りの子たちは、びっくりです。

少し付き合ってくれるかもしれませんが、そのうちに遊びに「誘われる」ことがなくなってしまう。


こんな子はだぶん、みんなの了解を得る「ひと手間」が必要なことが

分かっていないかも。


家庭の中でもありそうです。

家族が了解する前に自分ルールで進めてしまう。

声の大きい人

押しの強い人

力の強い人

立場が上の人

一番年下でいつも注目される立場の人

そんな人が「マイルール」で推し進めると

「リーダーシップがとれている」ように見えて、周りの不満がたまってしまう・・・。


「~していい?」

「~しようと思うけど、いいかな?」

「~してもらえる?」


そんな一言が前もって発せられて、相手の反応をみてからすすめられると

周りの人も今後起こることの予想がつき、

心構えもそれに向けて準備ができる。

大切な「ひと手間」ですよね~。

それと同時に人生経験の少ない子どもには、

お願いしても、説明しても通らないことがある

こともだんだんわかってほしいですね。

自分では、ちゃんと「お願いしたのにきいてくれない」

という不満は子どもにしてみると(大人にも!)ありますよね。

「がんばって100点とったから~を買ってください。」・・・・・・・なんて。


お願いがかなわないときに

本当は相手は快く思っていなかったのかもしれない・・・

違う方法でしたかったのかもしれない・・・

頼むタイミングが悪かったのかもしれない・・・


そんなことが想像できるのは、ある程度「人生経験」」を積んでからかもしれないですね。

大人が子どものお願いをきけないときは、子どもに納得のできる説明をして、

子どもが「そんなこともあるんだ」と(実は少し不満でも)経験していくことも大事なのかな・・・。




・・・毎回思うのですが、今回も自分に言い聞かせているような・・・。

ブログを書くたびに自分を振り返る私です



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