横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

頭がすっきり~デジタル教科書~

2016-06-08 17:03:38 | 発達や学習が心配
梅雨に入ったところもあるようです。

今週は関東も曇り・・・・。

先週なんとなく頭が重いと思ったら・・・。

このところ、政界もいろいろな話題がありますが、

ひっそり(笑)と教育界も。

日経新聞にデジタル教科書のことがのっていました。

日経新聞デジタル教科書

・・・ここまでくると後は費用の問題?

デジタル教科書はすべての場合に使うのではなく、

「必要に応じて」がいいような気がしています。



百均のシールもこんなふうにすると、がんばった意欲付けに!

昔、一般のクラスの子どもを対象に

「取り出し」授業をしているとき、担当の先生から

「問題を読んであげるとすらすらできるのよね~」

聞いたことがあります。

そのときは、「自力で読むこと」だって「学力のうち」では

ないかとちらっと思ったこともありました。

でも、「認知的な理由で文字を読むことに困難さ」

をもつ子どもたちが、授業ではよい発言をするのに

「紙のテスト」になるとがっくり点数が落ちてしまうのを

見て、だんだんなるほど、と思えてきました。

そうかといっていつも「読み上げてくれる大人」がそばにいるわけでは

ないので、「自力」で「自分のペースで」「読み上げてくれる」

ものがあるのは、学習環境として必要なのでは。

・・・逆に「文字という視覚的なてがかり」で読み進めていきたい

子どももいるはず。

「端末」はネットにつなぐことと、端末自体のコストがかかること

で、そこにもクリアしなくてはいけないことがあります。

やはり「共用」でなく、「その子仕様で個別にもっている」方が

いちいち設定しなくていいでしょうね~。

国語に限らず、「社会」や「理科」の教科書にも

とりあえず「ルビ」を付けたり細かい文字を読むための

ルーペ
なども用意したりすることはすぐにできそうです。

(高学年の漢字はどこがくっついて、何本線があるか

など教科書の文字の大きさではわかりづらいことがあります)

シニア用の「しおりルーペ」

などを検索してみてください。いろいろあります!



そして、最近思うのは、小さいうちから(年長さんぐらい?)

文字を読むことに困難さをもっている子どもたちが

「学ぶことに」すでに困難さをもち始めているのでは、

と思うことです。

会話から語彙が入ってきたとしても

「読むこと」ことで入る語彙を

増やしていきにくい・・・。

「本を見ることが好きでない」子どもがいたら、

少し注意してその後をみていくことも必要かな、

と思っています。



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