横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「繰り下がり」の筆算・・・こんなふうに!

2021-12-09 10:58:16 | 発達や学習が心配
横浜はここのところ、寒くて、「ふゆ~~」っという感じです。

寒さも暑さも苦手なので・・・・・

「苦手」といえば、「繰り下がりの筆算!」

できるときとできないときがある・・・

割り算になっても「引き算」がある・・・

2年生から6年生までずっと「繰り下がり」は必須です。

一般的には、


こんな問題のときは、右(一のくらい)から順に
 一の位に10借りて十の位を1減らす

 十の位は、1-1=0

 百の位から十の位に10借りる

 十の位は、10-5-5

 百の位は、2-1=0
・・・と計算すると教わることが多いかな、と思います。

塾で筆算の練習の宿題を出したとき、

100-78のように十の位の繰り下がりに9をかいてやってきた子がいました。

こんなふうにです。

 百の位を1減らす。2-1=1 十の位に9(90)をたす 一の位に10をたす

 一の位は、10-6

(十の位は、9+1-5)これは、すっきり!はやいです!

もっと大きな数だとどうなるかというと、







一番右(一の位)だけ、10借りてきて、

あとは、十の位から左は、引けないところに9を足す。

ひけるところがあるときは、





こんなふうに「ひけない」ところだけに「9」を足します。

(十の位のところだったら、頭の中で9-2+1とやってもです)

つまり、「引けないところの一番右だけ10を借りて、あとは、引けないところすべて9を借りてくる」

・・・のようなシンプルな記憶でいけそうです!

多分、筆算のやり方で「絶対」というものはないと思うので

「やりやすい」「わかりやすい」「毎回使える」方法でよいのでは。

「決まった方法のみだけでやりなさい」だと「自分の思考方法と違って」混乱してしまう子もいるかと思います。

頭の中で数の操作ができてしまう子は、「筆算」を嫌がります。

そして、筆算で誤りが多いときは、「指を使ってはいけない」と思っているとか、

「いろいろなパターン」に対応できていないとか

計算が書かれている「ます」がちかちかしてみえずらい、見ていると目が疲れるとか

いろいろな理由がありそうです。

ある程度練習して「自分なりの方法」で正確さが増してきたなら

「それもいいね!」と認められていくといいな~~~と思います。



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コメント
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