横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「再登校」の表現なくす

2018-07-18 14:42:51 | 発達や学習が心配


暑いですね~

日向を歩いていると、「とけて」しまいそうです

今朝新聞を見ていたら、

「再登校」表現なくす

といったタイトルが目に飛び込んできました。

横浜市教育委員会の要綱が4月に変わったようです。

新聞記事から限られた情報を私なりに解釈すると、

「横浜市教育支援センター」が不登校児童・生徒に対して

運営する「ハートフルスペース」などの目的の中の

再登校に向けて人間関係づくりを基盤とし、

社会的自立を目指して総合的な支援を行う」から

「将来的に社会的自立ができるようにすること」とし、

「再登校」は選択肢の一つとした位置づけになったとのこと。

具体的な内容は、なかなかわかりにくです・・・。

ちなみに、横浜市の今年度の特別支援教育を推進するための基本方針」

をみてみると、「個別的な対応」について、どういった支援体制がとられるかが

書かれています。

ただ、よく読むと、「目指すべき姿」と書かれていて、

実際にどこまで行われているか、ということは学校によるのかな、

という実感です。

学校に「全く行けない・行かない」のではなく、

「個別的な支援」があれば、「学習」できる子どももたくさんいるのでは、

と思います。

人数が多いクラスでは、どうしても「一斉」の授業形態になりがちで、

一人ひとりに合わせた「支援」が薄くなってしまうのでは・・・。

この「方針」の中では、「特別支援教室」という「場」が

書かれています。

静かな場で、いつも同じ先生が その子に合った、継続的な支援を

してくださるのなら・・・・


子どもは、いつも「穏やかで 落ち着いて」いるわけではなく、

苦手なものがあったり、体調によったりして「波」があることも

あります。

その日の「一部分」だけその子をみて判断するのではなく、

「総合的に」みて関わり続けてくれる場と先生。

そして、ある期間「支援教室」に通い続けるとしたら、

前年度の「よかった支援」を引き継げるようになっていると

子どもも安心できると思います。

大勢の子どもがいる教室に「コンスタント」に入りにくい子どもたちも

「支援教室」なら入れるかもしれないです。

実際は、なかなか静かな空き教室や、ずっと関わり続ける「先生」の確保が

難しいようです・・・・。

「勉強はしたいけど、大勢の教室は・・・」という子どもたちに

必要な場所がもっと充実していくといいな、と感じます。

そして、それさえもつらい状況にある子どもには、

「学校外の落ち着く場所」が必要だと感じています。

「目指すべき姿」から「行っている支援」

なることを切に願います。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついている部分をクリックしてください)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする