横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

その子ができる「お返し」

2017-04-10 14:59:53 | 発達や学習が心配
🌸満開ですね~

今日は幼稚園で入園式があり、子どもが園服を着て、

お母さんの周りをぴょんぴょんはねていました。

とってもうれしそう。

中学校では、校舎を背景にクラス写真を撮っていました。

制服を着るとまた一段、成長を感じます。

今日は、「支援が必要な子からのお返し」の話。

 

「しっかりしてやさしい」子がいつも支援の必要な子の

座席近くになり、「疲れてしまう」という話を

きいたことがあります。

逆に言えば、「いつもしてもらってばかりで

よいのか」ということになります。

例え、教室の中でなんらかの「支援」が必要だと

しても、「その子」ががんばっている姿を見せる

ことが「周りへのお返し」ではないかと思います。

得意なことをみんなの前で披露する。

できることは、自力でする。そして、できたら、

周りの子のためになることをする。

だれにも得意・不得意があると思います。

「お互いに」できること、苦手なことを

補いあっていけると、「対等」な関係になる

のでは。

いつも一方通行の「やってもらう」だけの関係では、

相手も疲れてしまうのでは、と思います。

「してもらう」ことが当然ではなく、「ありがとう」と

笑顔で伝える。

こんな「お返し」をすることが大切だと、周りの大人が

伝えていくこともときには必要なことだと思います。

さらに

自分でできることを増やしていく

気持ちのコントロールができるようにしていく

急には無理でも少しずつの努力で「結果」を周りに見せていくこと

・・・・そのためには、友達のいる場はもちろん、

「陰」での練習が必要になります。

例えば、音楽の時間、グループでリコーダー奏の発表が

あるなら、数週間前から練習を始める。

運動会で「組んで」するような技があるとき、

順番で回ってくる日直のスピーチ、

大縄跳びなど。

学習の「年間予定」や月ごとの「学年だより」

ここは、というポイントを見極めて

早めに始めるとたとえ全部はできなくても、

「がんばったその子」の存在自体が周りの子に伝わり、

心からの「応援団」になってくれると思います。

実際、少しはやめに練習を始め、「周りの子」より

上手になり、逆に周りの子を助けてあげるような姿を

見たことがあります。大いに自信になりますね。


もちろん、無理はよくないです。だからこそ、

先を見通して計画的に少しずつ練習していく

必要があるのです。

前よりちょっぴり努力して向上していく。

そんなことが始められる今月だとよいですね。


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