横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

作文の前にまず、「まとまった話し方」

2014-04-21 17:03:47 | 発達や学習が心配

新学年が始まり、2週間がたちました。
学校や園での出来事をお子さんがおうちで
話すこともあると思います。
「えっとね・・・」
楽しそうに、ときには、いらいらをぶつけながら・・・。
「・・・で結局なにがいいたいの?」と思うことも
あるかもしれませんね。単にちょっときいてほしいだけ
なら聞き流すこともあるでしょう。でも、相手があって、
大切な話だったら・・・。

「作文がうまく書けない」お子さんの中に
「書きたいことをお話してみて。」というと
時間の順序が前後していたり、主語がぬけていたり
することもあります。


これは、1年生の国語の教科書(光村出版)の「はなのみち」という
かわいらしいお話です。
一通り内容を学習したあと、この4枚の挿絵を並べて
「どんな順序だった?」ときくと、
順序良く並べにくいお子さんがいます。
音読はとても上手です。
でも読むことに集中していて、話の「つながり」が
とらえられていなかったのでしょう。
このようなお子さんの中に、よく友だちと口喧嘩になって
しまうお子さんがいます。
原因→結果
がとらえにくいのかなとも思います。
このお話は4枚の挿絵でしたが、
このようなお子さんには、まず2枚の挿絵で、
順序を考えたり、お話づくりをしたりする練習から
始めるとよいかもしれません。

けんかの仲裁をするときも、
「そもそも」のところから話を聞いていくと、
お互いに原因がはっきりしてくることがあります。
「仲直り」も早いです!


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