シルバーの独り言

いつしか70年以上の月日が過ぎ 心身ともの健康を心がけての日々・・・冬の日差しにも似て。

介護者の会例会

2008-02-29 | Weblog
NHKホットモーニング番組から 夫が妻を介護している様子の録画を鑑賞後 会食。

若年性アルツハイマーの奥さん(50代)を 介護している男性の 死をも考え介護の心労から 睡眠薬まで飲み しかし死に切れず 試行錯誤しながら 今は無表情だった奥さんも笑顔が戻り 奥さんの喜ぶ事を積極的に心がけ デイサービス
幼稚園(子どもと遊ぶ事が好きなため) そして外食と共に生活することを 楽しめるまでになっている。

接し方によって 明るくも 暗くもなる現実を見るにつけ 感情は残っている事を痛感する。

自分も認知症になった時の不安を何時も持っている。自宅で過ごせれば良いが 認知症になった時の事を考えれば 介護付き分譲マンションに住むのが良いかなと 考える。

高価な老人ホームも???。公的な施設は何十人もの人が待っている。

認知症は自宅に介護する者がいないと生活できない。

積極的に趣味を楽しみ ボランティア活動もしていた人達も認知症になっている現実に 心がけて生活しているが 他人事ではない。

老いの中を明るく生きるようにしているが 明るさの中にもどこか悲しみ 寂しさが含まれている。それだけに心も優しくなり 祈りの時間を多く持つようにもなっている。人間にはどうする事も出来ない事柄を強く感じるようにもなる。

神様の存在の中 支えられている実感があると 死も病も怖くなくなる。
人間誰もが通る道。私も通っている老いの道