ネクター

日々ニッキ。時々毒を吐く。

杉原千畝物語

2005-10-13 | TV,CM,
 杉原千畝物語『六千人の命のビザ』

何年か前にTVで彼の特集をしていたので、一応名前は知っていて、興味があったので、ヘルシンキに駐在する辺りから観てみた。
私は『シンドラーのリスト』を観たことがにので、彼が日本のシンドラーを言われてもピンとこないのですが、2人とも(多分)独断でビザを発行した人らしい。
こういう方が、日本で無名なのに外国では有名でいて賞賛もされているのに、どうして日本では無名に近い状態なのかがよく判らない。
そういう方は沢山いらっしゃるのかもしれませんが、同じ日本人として感謝されているのに知らないのはちょっと恥ずかしいです。


最初、反町隆史が千畝役を演ると知って、「あっているのかな?」と思ったけれど、観てみるとよく演じたと思う。腱鞘炎になったり、駅での場面とか。
でも一つ気になるのが、何故か吹き替えだったこと。
なんで?日本側の俳優は日本語で話しているようだし、外国人側は外国語を話しているようだし、いいのか?
それとも気にする方がおかしいのか。
そういえば、昨日の『貧窮貴公子~山田太郎ものがたり』で島木ジョージが出ていて、彼だけが日本語で話していたが向こう側(中国語)にはちゃんと通じていた。
TVでとやかく言う必要はないのかもしれない。

千畝物語ですが、最初ビザを発行する時に手書きで書いていたのを見て、
「ドラマだから綺麗な字なのは当たり前だけれど、あの頃のインテリ層って字は綺麗そう」
と思っていたのだけれど、実際のビザはむちゃくちゃ綺麗な字でもなかったようで。

千畝のビザ↓真ん中辺りにあります。
http://www.jg-regensburg.de/sugihara.html