岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

ウクライナ戦争と私(戦争に反対する心・覇権主義を批判する心)

2022年04月08日 06時09分45秒 | 政治経済論・メモ
  2022年2月下旬にロシアがウクライナへの侵略戦争を始めた。理由がどうあろうと、武力による国境の変更要求は許されない。先制攻撃も許されない。

 特に武力による国境変更の要求は、曲りなりにも機能してきた国連の存在意義を揺るがす。戦後、こんな戦争は初めてだろう。かなりショックを受けた。眠れない夜が続き、昼夜逆転の生活から抜け出せない。戦争体験のある95歳の母は毎日泣いている。

 戦争が生活を全く変えてしまった。

1、生活リズムが完全に崩れた。2,うつ病の症状が重くなった。

3,短歌がほとんど詠めなくなった。開戦以来一か月、詠んだ短歌は3首しかない。

4,戦争を詠みこんだ作品を歌会に出詠したら「毎日テレビを見ているのか」と批評をする人がいた。

5、テレビは見ない。情報は新聞とSNSだ。こんなに戦争を身近に感じたことはない。


 母が言うことは本当だった、「戦争は美しいものを消してしまう」。いや美しいものを美しいと感じる心の感性を抹消してしまうのだ。

 一日もはやく、ロシアがウクライナから撤退して、戦後処理が適正に行われることを願う。



この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウクライナ戦争の終息の原則... | トップ | かまくら歌会2022年4月 »
最新の画像もっと見る

政治経済論・メモ」カテゴリの最新記事