岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

第1歌集~第4歌集の歌集の自己評価

2022年10月22日 22時14分52秒 | 作歌日誌
第1歌集「夜の林檎」 胃ガンを告知されたその夜に刊行を決意。だが「前書き」「後書き」にガンのことは一言も書かなかった。ガン告知を前面に出せばもっと注目されただろう。しかし病気を売りにしたくなかった。これが僕の矜持。第2歌集「オリオンの剣」 体調最低の時に刊行した歌集。横浜歌人会の受賞候補作になったが、選考委員に献本する残部がなく、候補になっただけ。短歌新聞社文庫として刊行されるはずが、版元が倒産。 . . . 本文を読む

2022年初頭にあたって:謹賀新年

2022年01月02日 12時45分21秒 | 作歌日誌
謹賀新年。新しい年がはじまった。前年とはたとえ数歩であっても、進展を期したい。作歌環境・健康問題の順に綴っていく。1,作歌環境。 昨2021年は、進展がいくつかあった。 先ず表現領域。今までは、叙景歌・心理詠・社会詠が、僕の表現領域だったが、ここに「相聞」が加わった。「星座α」の尾崎主筆にかなりの示唆を受けた。詳しくは「星座α」の誌上に書くことにする。 また「22世紀アート . . . 本文を読む

電子書籍『モノクロの現実』を刊行しました

2021年11月11日 11時54分34秒 | 作歌日誌
『剣の滴』電子版あとがきこの度『モノクロの現実』と改題して、第3歌集『剣の滴』を電子版として発刊することとした。幻影はなべてモノクロ現実のものと異なる形象もありの一首による命名。 この歌集は思い出深い。前歌集『オリオンの剣』は自信作を並べ『剣の滴』はその拾遺だった。しかし、その方が力みのない作品が集まった。 また、『オリオンの剣』『剣の滴』はともに「横浜歌人会」の表彰の候補作となったが、選考委員に . . . 本文を読む

『短歌』10月号に寄稿します

2021年08月26日 21時47分48秒 | 作歌日誌
 『短歌』編集部から原稿依頼が届いた。短歌作品の新作7首が依頼内容。初めてではないが、何を寄稿するか迷う。作品は手許にたくさんある。その中で何を寄稿するかだ。 ・心理詠:これは今まで寄稿したことがある。 ・社会詠:これはさんざん実験済みで、すでに刊行した歌集にも収録してある。  ここは新機軸を発表したい。そこで、ここ数年で到達した「明星派」では見られない「相聞」を寄稿することに決めた。『星座&al . . . 本文を読む

佐藤佐太郎、尾崎左永子との出会い

2021年01月08日 01時52分06秒 | 作歌日誌
佐藤佐太郎、尾崎左永子との出会い。 佐藤佐太郎との出会いは「佐藤佐太郎秀歌集」(角川書店)を呼んだ時だった。「難解な言葉は全くないのに何故心を打つか」こうおもった。佐太郎の年齢を確認し「これなら僕も詠める」と思った。とんだ間違いだったが。 尾崎左永子の出会い。「NHK歌壇」の番組。「時計」の題詠で第一席になった。入選作でも課題が指摘されるのに、僕の作品にはその指摘がなかった。単純に「これはいい」と . . . 本文を読む

2021年年初にあたって(作歌の環境のことなど)

2021年01月03日 23時21分22秒 | 作歌日誌
2021年の正月である。今年は殊に考えさせられることが多かった。1,体調のこと。  2020年秋から頻繁に腸閉塞になりかけて、ついに主食がクラッカーになってしまった。会食はますます難しくなってきた。立食パーティーなら食べられるものを選べばよいのだが。それ以外はおそらく無理だろう。 精神的にも過去の記憶が、いまだに僕をさいなむ。悪夢を見るのもしばしば。年末と初夢は最悪だった。2,考えさせられたこと。 . . . 本文を読む

新型コロナウイルスの感染拡大の創作活動への打撃

2020年04月05日 19時27分50秒 | 作歌日誌
新型コロナウイルスの感染拡大が短歌の創作活動や文芸に影響が出始めてきました。私も例外ではありません。備忘録として、まとめて置こうと思います。 . . . 本文を読む

原点に帰って、叙景歌を詠む

2020年03月11日 05時34分13秒 | 作歌日誌
今、ひとつの試みをしています。叙景歌を詠むこと。何故そういうことをするかと言えば・・・・。 . . . 本文を読む

2020年の年初にあたって作歌環境:「星座α」のこと等。

2020年01月11日 23時45分15秒 | 作歌日誌
2020年の創作環境 . . . 本文を読む

現在の作歌環境2018年

2019年02月04日 00時51分29秒 | 作歌日誌
2018年は作歌環境が変化した年でした。年々変化しているのですが、それをまとめてみました。 . . . 本文を読む

2019年年頭にあたって

2019年01月03日 00時45分15秒 | 作歌日誌
2016年は忙しさの連続でした。体調も思わしくなく。その辺をご報告。 . . . 本文を読む

一年の計:2018年(立憲主義、民主主義の回復と僕の文芸)

2018年01月01日 23時29分15秒 | 作歌日誌
2018年となりました。「一年の計は元旦にあり」と言います。今年いつになく緊張して新年を迎えました。 . . . 本文を読む

短歌をめぐって:2017年

2017年12月28日 13時28分37秒 | 作歌日誌
2017年も残りわずか。一年を振り返ってみました。 . . . 本文を読む

お知らせ

2017年10月21日 14時53分13秒 | 作歌日誌
ブログの更新についてのお知らせです。 . . . 本文を読む

日本ペンクラブに入会しました

2017年07月21日 15時52分59秒 | 作歌日誌
日本ペンクラブに入会しました。国際ペンという団体がありますが、その日本支部にあたるものです。作家、詩人、エッセイスト。表現に関わる人たちの団体ですが、文学者のサロンではありません。文学を語り合いはしますが「国際P・E・N憲章」という世界共通の目的があります。 . . . 本文を読む