岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

私見:近藤芳美の短歌の特色

2011年10月28日 23時59分59秒 | 作家論・小論
「戦後短歌のリーダー」と呼ばれる近藤芳美。ほかの歌人とは大きく異なる短歌作品の特徴があると思います。それは・・・ . . . 本文を読む

日本の戦時体制の特殊性

2011年10月27日 23時59分59秒 | 歴史論・資料
「白桃」から「寒雲」を斎藤茂吉の「戦中三歌集」といいます。日米開戦直前から、終戦までに刊行された歌集なので、戦時色が大変濃いものです。そのころは勿論、言論統制があったのですから、斎藤茂吉の短歌にも大きな影響を与えていたのですが、・・・。 . . . 本文を読む

「明日という語」の歌:寺山修司の短歌

2011年10月26日 23時59分59秒 | 私が選んだ近現代の短歌
同じ言葉でも言う人によって聞こえ方が違うことがあります。「お前に言われたくないよ」「君が言われると弱いなあ」。そんなことを率直に詠んだ短歌です。 . . . 本文を読む

浅間山の火山灰の降る歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年10月24日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
僕は火山灰の降るさまをみたことが有りませんが、雪とちがって特異な感じで降るのだろうと思います。・・・ . . . 本文を読む

春の彼岸の雪の歌:斎藤茂吉の短歌

2011年10月23日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「春の彼岸」といえば3月23日前後。もう少しで桜が咲く時期ですが、そこに雪が降る。一種の驚きですが、こういうのを「詩の生まれる瞬間」とでもいいましょうか。・・・ . . . 本文を読む

噴火により田の水の濁る歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年10月16日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
浅間山噴火の歌です。すでにニ首紹介しましたが、連作をすべて並べると時間の経過がわかります。佐太郎が「時間を切り取る名人」と呼ばれる所以でしょう。・・・ . . . 本文を読む

怒りを鎮める歌:斎藤茂吉の短歌

2011年10月15日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
写真を見ると穏やかな表情の斎藤茂吉ですが、怒るとかなり激しかったそうです。ただ怒りを爆発させるだけでないのが、茂吉の短歌の特色です。・・・ . . . 本文を読む

報道によって見える世界(報道されない現実がある)

2011年10月10日 23時59分59秒 | 政治経済論・メモ
2011年3月11日の「東日本大震災」以降、テレビのニュースを以前にも増して注意深く見るようになりました。そこで気づいたのですが。短歌とも共通する話です。 . . . 本文を読む

浅間山噴火、石の降る歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年10月08日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
浅間爆発の歌(噴火の歌)の一連の作品の一つです。下の句に特徴があります。 . . . 本文を読む

戦没学生の死を悼む歌:斎藤茂吉の短歌

2011年10月07日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
時に一方的に戦争を煽ったと考えられがちな茂吉ですが、「戦没学生を悼む」短歌も残しています。第一次大戦でのドイツの戦没学生を詠った短歌です。・・・ . . . 本文を読む

やはり何かが起こっている(社会情勢)

2011年10月04日 23時59分59秒 | 政治経済論・メモ
『G 20』が終わりました。そこではかつてない決定がなされました。病床から僕はかたずを飲んで見守っています。・・・ . . . 本文を読む

正岡子規・小論

2011年10月03日 23時59分59秒 | 作家論・小論
NHK のドラマ「坂の上の雲」。俳優の香川照之の好演もあって、ひとつの「正岡子規像」ができあがってしまったようですが、その実像は。この点に限って「正岡子規論」を書いてみました。そこから見えて来たものは。・・・ . . . 本文を読む

「星座α」第5回歌会

2011年10月02日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「星座α」の第5回歌会が、東京駅八重洲北口近くの「銀座ルノアール」貸し会議室で行われました。・・・ . . . 本文を読む