岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

浅間山噴火の音の歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年09月30日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
1961年(昭和36年)浅間山が噴火に遭遇します。こういう自然災害も実体験に基づけば、短歌の素材となります。実際は恐ろしかったのでしょうが、佐太郎は冷静に短歌作品に残しています。その場ではなく、帰宅してから作品として仕上げたのでしょうが。・・・ . . . 本文を読む

トラックがガレージにはいる歌:斎藤茂吉の短歌

2011年09月29日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉の作品には都市の嘱目詠が少ないのですが、「暁紅」収録作品あたりから散見されるようになります。ただ・・・ . . . 本文を読む

「青深くあれ」・新作7首:「角川短歌」10月号

2011年09月26日 23時59分59秒 | 岩田亨の作品紹介
「角川短歌」10月号に新作7首を発表しました。そのむかし発表前に「先生」に手を入れてもらう方もいらしたようですが、これは純然たる「新作」です。・・・ . . . 本文を読む

僕の科学論・文明論

2011年09月24日 23時59分59秒 | 政治経済論・メモ
あるドラマの登場人物が盥に洗たく板で洗いものをしていたとき、「違う」と僕の母が叫びました。洗たく板の使い方が違うというのです。それを手始めに話はとんでもない方向に・・・。 . . . 本文を読む

立飛の海の夕日の歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年09月22日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
青森県竜飛岬。ここで佐太郎は夕日を見送り、短歌作品を残しています。歌碑に残っている作品からするとやや見劣りがするのですが、それでも作者の独自性と工夫が見られます。その作品は・・・。 . . . 本文を読む

銚子の海の歌:斎藤茂吉の短歌

2011年09月21日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉といえば「山の歌」が多いので知られていますが、海の歌も詠んでいます。「山の歌」とは趣が違うのですが、先ずは読んでみましょう。・・・ . . . 本文を読む

土屋文明の代表歌集:「山谷集」「青南集」

2011年09月16日 23時59分59秒 | 短歌史の考察
島木赤彦の死後斎藤茂吉を経て、「昭和のアララギ」を支えてきた土屋文明。伊藤左千夫の弟子の中では最も長生きしました。数多くの歌終を刊行しましたが、その代表歌集は「山谷集」と「青南集」だと僕は思います。その理由は・・・。 . . . 本文を読む

第二歌集「オリオンの剣」の社会詠

2011年09月15日 23時59分59秒 | 岩田亨の作品紹介
僕の第二歌集「オリオンの剣」に社会詠を収録しました。これには「どうしても」という訳があったのです。それは・・・ . . . 本文を読む

潮流の寂しさを詠う:佐藤佐太郎の短歌

2011年09月14日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
潮流。潮の流れのことですが、大抵は「激しさ」「急流」を連想します。ところが佐太郎は「潮の流れ」に「寂しさ」を感じます。孤独感と言ってもいいのですが、その訳は・・・。 . . . 本文を読む

海沿いの砂丘を詠う:斎藤茂吉の短歌

2011年09月13日 23時59分59秒 | 斎藤茂吉の短歌を読む
少年時代に読んだ本に「サハラ砂漠」と「鳥取砂丘」を比較したものがありました。日本の砂丘は川が運んできた砂を海の波が打ち上げてできたとか。だから砂丘は海沿いにある。こんなことがやけに脳裏に残っているのですが。茂吉の砂丘の歌です。・・・ . . . 本文を読む

経済(経済恐慌)

2011年09月11日 23時59分59秒 | 政治経済論・メモ
斎藤茂吉は1882年(明治15年)生まれ。1952年(昭和28年)に亡くなるまで、何回も経済恐慌をくぐりぬけて来ました。「円高・株安・世界同時不況・同時金融危機」の現代を見たらどう思うでしょう。茂吉が経済をどう見ていたか。こんな角度から考えてみました。・・・ . . . 本文を読む

なぜ写実系以外の歌人の歌集・著作を読むか

2011年09月10日 23時59分59秒 | 作歌日誌
僕は斎藤茂吉の流れを汲む「結社」に所属していますが、「写生・写実」以外の歌人の作品や歌集も読むようにしています。それは・・・。 . . . 本文を読む

短歌を詠むようになってここが変わった:近藤芳美と杉浦明平のことなど

2011年09月08日 23時59分59秒 | 作歌日誌
短歌を本格的に詠むようになって、今年で11年目。これから書く事はブログの記事にするほどのことではないかも知れません。でもこれは僕にとって大事なことです。題して「僕の短歌効用論」。・・・ . . . 本文を読む

宮柊二の代表歌集:「山西省」「日本挽歌」

2011年09月07日 23時59分59秒 | 短歌史の考察
宮柊二は「戦後短歌の旗手」と呼ばれます。一方、近藤芳美は「戦後短歌のリーダー」と呼ばれます。「旗手」と「リーダー」どこがどう違うのか判然としませんが、二人とも「戦後短歌」に大きな足跡を残したということでしょう。・・・ . . . 本文を読む

「北の果て」の海の歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年09月06日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
「北の果て」と言ってもこれは津軽半島の先。地理的には下北半島の方が北に位置していますが、これは読者である僕のの主観です。・・・ . . . 本文を読む