岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

ワクチンについて学んだこと

2021年07月31日 09時26分24秒 | 政治経済論・メモ
 感染拡大が続く、新型コロナ感染症。 感染症対策の他、ワクチンについても学ぶことが多かった。感染症の専門家・臨床医、ワクチン学会の会長の談話記事などを丹念に追っていたからだ。 先ず、「ワクチンを接種しても感染した。ワクチンには効果がない。」と良く言われる。だがワクチンは感染しにくくしたり、感染しても重症化しないために接種するものだ。 次に、「ワクチンの副反応による死者が多い」という人が多い。だが副 . . . 本文を読む

日本の感染症対策の問題点:新型コロナ感染症をめぐって

2021年07月31日 00時58分02秒 | 政治経済論・メモ
新型コロナ感染症が顕在化してから、かなりの時間が経った。この過程で問題点がかなり明らかになって来た。ウイルスの封じ込めに成功した国もいくつかある。日本政府はそういう海外の成功事例に学んでいないように思う。 先ず、休業や減収への補償があまりのにも不十分。海外の先進国では、国籍に関わらず住民に対して補償金がなんども支払われている。日本では10万円の給付が1回きり、業者への補償金も手続きが複雑で、利用者 . . . 本文を読む

2021年の中間総括(創作活動と体調)

2021年07月30日 02時13分00秒 | 紀行文・エッセイ
2021年も8月になろうとしている、この辺で中間総括をしたい。1,創作活動について。 2020年初頭から「星座α」に相聞を発表してきた。「50首詠」の連作だ。完成まで3年かけた作品群。これで新境地を開拓できた。新作を創作する意欲も湧いた。 また「星座α」に「体験的・尾崎左永子論」を2回にわたって書いたので、自らの創作活動を振り返ることもできた。これは「星座α」に . . . 本文を読む

コロナ禍の歌:現代歌人協会『2020年コロナ禍歌集』より

2021年07月23日 14時20分21秒 | 岩田亨の作品紹介
コロナ禍の歌・駅近く路上生活の人あふれコロナ禍の街に吹く風寒し コロナ禍の歌を詠んだことはなかった。今回の現代歌人協会の歌集に収録するのに初めて詠んだ。なぜ詠まなかったか、いや詠めなかったのだ。余りにも切迫している。身辺もあわただしい。 「星座α」の尾崎主筆が言う、「あなた方、地震の激しい揺れの中で箪笥を押さえながら歌が詠める?詠めないでしょう?」という言葉が耳に残っていたからだ。コロ . . . 本文を読む

星座α25号・作品批評:茂吉と佐太郎の歌論に学んで

2021年07月09日 18時40分18秒 | 作品批評:茂吉と佐太郎の歌論に学んで
星座α25号・作品批評:茂吉と佐太郎の歌論に学んで実感のある歌を 詩と事実報告は何処が違うか。それは抒情(喜怒哀楽)の実感があるかどうか、実感が深ければ、それだけ深い歌になる。感想文ではなくなるのだ。 今号は、一人7首を目途に選歌したが、粒ぞろいの作者の場合は8首選んだ。・(冬の福寿草の歌) 初句の比喩が効いている。朝露の光る朝を思わせて、福寿草が咲いている。実景が見えるようだ。 ・( . . . 本文を読む

「星座α」25号:相聞5首(抄)

2021年07月07日 18時21分00秒 | 岩田亨の作品紹介
「星座α」25号:相聞5首(抄)・夕暮れに汝(なれ)の家より帰りゆく散りし桜の敷き詰む道を   北原白秋の作品(君かへす朝の敷道さくさくと雪よ林檎の香のごとく降れ)を意識した作品。素材は同じだが、表現方法が違う。「アララギ」ならこう詠むだろう。・故国へと帰りし麗子を思う夜静かな部屋にコップ酒飲む 人名は架空。だが事実に基づいている。空想ではない。  ・人を待つあたたかき日のさす真昼遠き . . . 本文を読む

今、政治に求められること(市民連合から立憲野党への要望)

2021年07月03日 12時56分37秒 | 政治経済論・メモ
市民連合が立憲野党(立憲民主党、日本共産党、国民民主党、社民党、れいわ新選組)に政策の要望書を手交している。回答はまだだが、この5党が一致できることだと思う。1,憲法に基づく政治の回復。・平和憲法の精神を尊重し、アジアにおける平和の創出のたにあらゆる外交努力を行う。・違憲の疑いの強い、安保法制、共謀罪などの法律を白紙撤回する。・地元合意もなく、環境を破壊する沖縄辺野古での新基地建設を中止する。2, . . . 本文を読む