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あのコが欲しい2017その1(投手・捕手編)

2017-10-24 04:11:26 | 野球・ドラフト「怪」説
まーた今年もドラフト会議の観覧抽選はずれたべよ。Twitterでフォローしてる人も誰一人として当たってないみたいだし、そろそろ東京ドームとか、もっと広い場所で開催していただいた方が良いんでないのコレ(笑)。
まぁ、それはさておきまして、2年連続のAクラス、しかも16年ぶりのシーズン勝ち越し。とりあえずは「暗黒期脱出」を宣言しても良いのではないかと思います。しかし、優勝を狙うには、まだまだ戦力不足なのは否めないところ。一歩間違えれば、再びの暗黒期突入があっても不思議ではありません。お金持ちのチームではないので、「いなきゃFAで引き抜け!」なんてことはできませんから、戦力アップはドラフトが命。今年も、穴を確実に埋められる指名に期待したいと思います。

☆投手
勝ち頭の山口俊が抜け、一体どうなることかと思われた先発陣。しかし、2年目の今永昇太が11勝、新外国人のジョー・ウィーランドと、前回のドラフト1位・濱口遥大がそれぞれ10勝を挙げ、山口の穴を完全に埋めてくれた。開幕投手の石田健大、右のエース格として期待された井納翔一がそれぞれ6勝止まり、エース格の期待もあったフィル・クラインが途中帰国という誤算はあったが、チームは19年ぶりの勝率5割以上となったのは、先発陣の充実によるところが大きい。また、平良拳太郎、飯塚悟史、綾部翔といった若手が先発でプロ初勝利を挙げ、来季の飛躍が期待されるが、全体的に見れば、まだ層が厚いとは言えず、今後も即戦力型と高校生をバランス良く指名していく必要があるだろう。
リリーフ陣に目を向けると、三上朋也、田中健二朗、須田幸太といった、昨年の躍進を支えた面々が軒並み不調だったものの、スペンサー・パットンと中途加入のエドウィン・エスコバーの外国人コンビが踏ん張ってくれたおかげで、勝ち試合を壊すような局面が比較的少なかったのは救いである。また、砂田毅樹、加賀繁、平田真吾といったあたりもまずまずの結果を残した。そして、クローザーの山﨑康晃も、不調から一時的にセットアッパーへの配置転換はあったが、クローザー復帰後の安定感は素晴らしかった。ただ、リリーフ陣のチーム防御率は4点台に近く、来季への不安がつきまとう。

今年のドラフトでの補強ポイントで言うと、投手では①即戦力型先発(右>左)②即戦力型リリーフ(左>右)③高校生という優先順位となるか。
①に該当する候補としては、エンジンの大きさならピカイチ・馬場皐輔(仙台大)、考える能力が高い本格派・近藤弘樹(岡山商科大)、リリーフの適性もある鍬原拓也(中央大)、速さとうまさを併せ持つ草場亮太(九州産業大)、大型ながら技術が高い椎野新(国士舘大)、球の出し入れが上手いアンダーハンド・與座海人(岐阜経済大)、バランスの良さが光る鈴木康平(日立製作所)、制球力の良さで試合を作る高橋史典(SUBARU)、独立リーグの星・伊藤翔(徳島インディゴソックス)あたりがベイスターズ向きか。左腕では、170cmの小さな大投手・東克樹(立命館大)、抜群のスタミナとパワーを誇る髙橋遥人(亜細亜大)、オリックスが1位指名を公表した田島大樹(JR東日本)、急成長を見せる山本大貴(三菱自動車岡崎)、東大躍進の立役者・宮台康平(東京大)あたりが候補か。
②に該当する候補は、サイド気味の独特の角度を持つ齊藤大将(明治大)、剛速球で押しまくる永野将司(Honda)、長身のサイドハンド・渡邉雄大(新潟アルビレックスBC)あたり。右腕では、MAX157キロの豪腕・鈴木博志(ヤマハ)、大学時代も指名候補だった西村天裕(NTT東日本)、ハワイ出身の本格派・ケムナブラッド誠(日本文理大)、気迫と勢いが魅力の柏原史陽(JX-ENEOS)、高速スプリットとカッターが特徴的な齋藤俊介(JX-ENEOS)あたりが面白い。
③に該当する候補としては、右腕では、「湘南の星」と呼ばれる大型右腕・本田仁海(星槎国際湘南高)、ポテンシャルの高さが注目される石川翔(青藍泰斗高)、細身に似合わずパワフルな田中瑛斗(柳ヶ浦高)、九州屈指の本格派・山口翔(熊本工業高)、投手らしい佇まいの本格派・遠藤淳志(霞ヶ浦高)、進学校の小さな大投手・山本拓実(市立西宮高)、MAX150キロの豪腕・牧丈一郎(啓新高)など、左腕では、大舞台でもビビらないメンタルの田浦文丸(秀岳館高)、粗削りの魅力・北浦竜次(白鷗大足利高)、打撃でも評価が高い櫻井周斗(日大三高)らがいる。なお、入団テストで超強肩を披露して観衆の度肝を抜いた松嶋翔平(花巻東高)の指名はあるだろうか。

☆捕手
一軍は、戸柱恭孝、嶺井博希、髙城俊人を状況に応じて使い分けるパターンが確立しており、補強の緊急度は薄い…と思いきや、二軍を見るとまぁ大変!支配下は西森将司だけ。育成枠の亀井塔生は伸び悩み気味で、もう1人の網谷圭将は実質内野手。しかも、西森が試合中のケガでリタイアしてしまい、緊急処置として、網谷と新人の佐野恵太(大学時代まで捕手経験あり)をコンバートという事態になってしまった。彼ら2人の将来像を考えると、来年は元のポジションで使うのが望ましく、ドラフトでの捕手指名は絶対である。
ただ、「今年は良い捕手が多いぞ」なんて喜んでいたら、有力な指名候補が次々と大学進学や社会人野球入りを表明し、一転「どうすりゃいいんだ…」状態に。もっとも、即戦力である必要は全くないので、将来性に目を向けた指名をしてもらいたい。
捕手の候補といえば、何と言っても中村奨成(広陵高)。甲子園での大爆発で、一気に人気が沸騰した。攻守にスケールが大きい逸材だが、地元の広島が1位指名を公表しているだけに、縁があるかどうかは怪しいところである。中村に続くのが、村上宗隆(九州学院高)。高校通算52本塁打のスラッガーである。ベイスターズなら、時間をかけて育てる余裕があるし、個人的には「良いんじゃないかな?」と思う。他の候補では、社会人3年目ながら伸びしろがある岸田行倫(大阪ガス)、19歳の精鋭・山本祐大(滋賀ユナイテッドBC)らがいる。

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