うえぽんの「たぬき鍋」

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ドラフト「怪」説2016「外れ1位が皆佐々木。これがホントの『千隼フル』」その8

2016-11-11 22:00:27 | 野球・ドラフト「怪」説
★横浜DeNAベイスターズ

1位(×柳裕也投手・明治大→×佐々木千隼投手・桜美林大→)
濵口 遥大 (はまぐち・はるひろ) 投手 22歳
左投左打 173cm80kg
佐賀・三養基高-神奈川大
MAX151キロの重い直球とチェンジアップを武器に、いつでもどこでもアクセル全開!吹かせすぎて空回りする悪癖に要注意。

2位
水野 滉也 (みずの・こうや) 投手 22歳
右投右打 175cm74kg
北海道・札幌日大高-東海大北海道キャンパス
力強い直球に、スライダー、フォーク、シュート、シンカーなどを交え、三振を奪えるサイドハンド。左打者も苦にしない。

3位
松尾 大河 (まつお・たいが) 内野手 18歳
右投右打 174cm75kg
熊本・秀岳館高
春夏の甲子園でもU-18アジア選手権でも大活躍!走攻守の引き出しが多いから、どこを守っても何番を打ってもサマになる。

4位
京山 将弥 (きょうやま・まさや) 投手 18歳
右投右打 180cm74kg
滋賀・近江高
フォームのバランスが良く、ベストボールを低めに決められる。金子千尋(オリックス)タイプの、総合力が高い好投手だ。

5位
細川 成也 (ほそかわ・せいや) 外野手(投手) 18歳
右投右打 181cm85kg
茨城・明秀学園日立高
豪快なスイングで通算63本塁打を記録した、超高校級の強打者。投手としてもMAX146キロを出すなど、パワーは天井知らず。

6位
尾仲 祐哉 (おなか・ゆうや) 投手 22歳
右投左打 171cm72kg
福岡・高稜高-広島経済大
小柄だがパワーがあり、直球はMAX150キロ。カッター、スライダー、フォークなどの変化球も精度が高く、空振りを取れる。

7位
狩野 行寿 (かりの・ゆきかず) 内野手 22歳
右投右打 180cm80kg
埼玉・川越工業高-平成国際大
高校通算0本塁打の「守備の人」が、大学では1試合3発を記録するなど大変身。性格も明るく、走攻守に思い切りが良い。

8位
進藤 拓也 (しんどう・たくや) 投手 24歳
右投右打 186cm90kg
秋田・西仙北高-横浜商科大-JR東日本
今春から腕を下げてサイドハンドで投げ始め、制球力が上がって投球の幅が大きく広がった。スピード豊かな荒れ球で勝負。

9位
佐野 恵太 (さの・けいた) 内野手 22歳
右投左打 178cm82kg
広島・広陵高-明治大
叔父であるソフトバンク・佐々木誠三軍監督の現役時代のような、一発もあるシュアな打撃が持ち味。元・捕手で肩も強い。

育成枠
1位
笠井 崇正 (かさい・たかまさ) 投手 22歳
右投右打 179cm93kg
北海道・旭川西高-早稲田大(在学中)-BCリーグ/信濃グランセローズ
大学の野球部を2日で辞め、野球サークルを経てBCリーグ入り。自らフォームを研究し、MAX151キロの本格派へと成長した。

解説
直前で「寺島成輝1位指名」というブラフをかけ、実は柳の一本釣りという作戦はまんまと成功…と思いきや、中日の直前での方針転換により、まさかの失敗。さらには外れ1位の佐々木も5球団入札という前代未聞の事態になり、これもダメ。正直な話、頭を抱えました。しかし、伸びしろのある左の豪腕・濵口と、まとまりのある右のサイドハンド・水野という好対照な2人を1・2位に持ってきたのはなかなか面白いところ。3位以降もまたボリューミーで、投手はリリーフ型に、野手はスケールの大きい選手にそれぞれ重点を置いて、意欲的な指名を展開しました。特に、2位水野→3位松尾→4位京山→5位細川というあたりは、個人的に「欲しいなぁ」と思って注目していた選手ばかり続いて、ゾクゾクしましたね(笑)。FA宣言をした山口俊の流出の危機を迎え、柳や佐々木といった右の先発型本格派、いわゆる「ポスト山口」を獲れなかったのは非常に痛いところですが、他の部分に関しては、補強ポイントをしっかり踏まえた、充実の指名ができたのではないかと思います。
コメント
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