うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

私は昔、太眉コンプレックスでした(笑)。

2005-03-26 23:08:36 | 雑記
センバツ球児「まゆ毛事情」 高齢者ら「スポーツマンらしくない」アウト!
(Yahoo!ニュースより)

「手入れしている子を見ると応援したくなくなる」とか「イメージが壊れる」なんてこと言う人もいるが、とかく外野の言うことは勝手である。
ある2年生選手は「丸刈りにするのだから、せめてまゆ毛くらいはおしゃれに決めたい」と漏らしたそうだが、私としてはこちらの言い分を支持したい。でも、手入れしているヤツの大半は、やりすぎるあまりにそこだけ浮いてしまって、逆に格好悪いのだが。

昔は高校球児のみならず、学校における「きまりごと(校則)」は非常に厳しいものであった。ちなみに私の中学時代、男子の髪型は「スポーツ刈りに準ずる」というもので、服装にも細々した取り決めがあり、「下着は白」なんて項目もあった。
私は規則をきっちり守るようにしていた。先生を含む周囲からは「マジメなうえぽん」として通っていた。頭はスッキリ、スポーツ刈り。準ずるどころか坊主に近いところまで短く刈っていた。じゃあ規則大好きなのかと訊かれたら…本音を言えば規則なんか大嫌いなのである。何事も自由な方がいいに決まっているではないか。何でイチイチ下着の色まで学校に決められにゃイカンのじゃまったく。規則を守っていたのは、マジメな気持ちもあるにはあったが、反抗して先生と衝突するのが面倒だったのと怒られるのがイヤだったからである。髪の毛を短くしていたのは、洗ってもすぐ乾くし、手入れが楽だったから。「伸ばしてもいい」と言われても、当時なら迷わず短くしておいただろう。

昨日、母の写真を載せてごまかしたが、今日は腹をくくって、今から15年前(中3時代)の実物をお見せしましょう。ちょっと実物と違うなぁ、この写真写り。現在と体重が約30キロ違います、ハハハハハ(乾いた笑い)。



この頃は、マジメすぎて融通の利かない少年だった。今、同じクラスにこういうヤツがいたら絶対からかって(いじめて)いただろう。「もうちょっとはじけても良かったよなぁ」と、ちょっぴり後悔もしている。
だから、規則のそんなに厳しくない都立高に進んだのは、願ったり叶ったりであった。中学時代の私を知る人間からしたら、ちょっと意外に思われるかも知れない。同じスポーツ刈りにしているのでも「スポーツ刈りに準じなければいけない」と言われてするのと「髪型は自由でいいよ」と言われてするのじゃ気の持ちようが全く違う。
そんな暮らしだったので、他校の生徒が規則通りにキチンとした格好をしているのを見ると、何となく「窮屈そうだよなー」とか思ってしまったものだし、昔は高校球児は坊主が当たり前だと思っていたが、次第に「坊主にしてりゃいいってもんでもなかろう」と考えるようになっていった。
みんな好きで野球をやっているのだろうが、行動や服装などの自由はかなり制限されてしまう。そういうストレスを少しでも発散できるのなら、眉毛いじりぐらいさせてやりなさいな。陰湿ないじめに走ったり、集団万引きとか事件を起こしたりするのに比べたらずっとマシでしょうが。
明らかに度を超した茶髪や長髪はイヤだが、昔のイメージで単純に「高校球児はみんな坊主で自然な眉にしろ!スポーツマンらしくない」なんて言うセリフを聞くと、「それはちょっと違うんじゃないの?」という気持ちになる。
コメント (7)
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