ようやく福岡県から大型チームが出場

智弁学園、夏も甲子園へ=明徳義塾は5年連続―高校野球(時事通信) - goo ニュース

 今年の夏の甲子園・福岡県大会は今日 北九州市民球場で決勝が
行われ、優勝候補だった九州国際大付が北筑に19安打を浴びせて
16-0で勝ち3年ぶり5度目の出場を決めた。

 最近の福岡県代表は強豪と呼ばれたチームが夏は苦杯をなめる
ケースが多く、甲子園でも優勝候補といわれるチームは九国大付
が選抜準優勝の看板を引っさげて出場した3年前以来だった。

 ちなみに今年は若生監督が就任して10年目になるのだが、体調
不良のため今夏限りでの退任を表明していた。

 プロ注目のキャッチャー・清水優心とショート・古澤勝吾を擁し
昨秋の福岡県を制したものの、九州大会では鎮西に初戦で延長の
末に0-1のサヨナラ負けで選抜を逃していた事から夏にかける
思いは人一倍だったはず。

 とりあえず福岡は150㌔を投げる小野郁を擁する西日本短付や
春の九州大会を制した東福岡に、前年代表でエース・久保が残っ
ている自由ヶ丘などが有力校として名前が上がっていた。

 ところが九国大付は2試合目で早くも2年前の代表の飯塚と対戦
する事になりベスト16では同じく強豪の福工大城東と、ベスト8
では事実上の決勝とも思える西日本短付との対戦が予想されるな
ど‘死のグループ’となっていた。

 ところが西短戦は小野が左手の骨折明けだった事もあり8-1と
7回コールドで勝つと、ベスト4でも自由ヶ丘に7-1で快勝して
決勝に進出していた。

 決勝では2回に2アウトランナーなしから一挙に4点を挙げると
3回に3点を挙げて突き放し、4回には7点を挙げる猛攻で勝負を
決めた。

 確かにエースの安藤をはじめ投手陣に不安はあるものの打線は
全国レベルなので組み合わせによってはベスト8以上狙えるだろう。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
3年前の九国旋風記憶に鮮明ですo(`^´*)!! (なにわのヒバゴン)
2014-07-29 01:34:09
近頃はどの高校が優勝するのか蓋を開けてみないと正直分からないですよね。箕島や池田、PL、横浜、智弁和歌山の時代なら其れらが中心となって優勝争いが繰り広げられ結果も割と予想に近かったというのが一昔前の甲子園でしたが。組み合わせの妙や大会中に如何に心技体マックスで戦えるかなど本来のポテンシャル以外の条件も加味されないと全国制覇まで中々辿り着けないというのが最近の印象です。     若生監督はこの夏がラスト采配でしたか。東北時代も03年準優勝など投打に洗練、骨っぽいチームを作り上げるという強かな指揮官ですよね。三好―高城のバッテリーを中心に鮮烈な活躍だった3年前センバツもあと一歩届かなかっただけに監督人生の集大成、頂点を極めてジ・エンドなら文字通り最高でしょう。   石川大会の決勝はまさに76年春の習志野×大社、93年夏の徳島商×久慈商を彷彿いやそれ以上の大逆転での幕切れ。甲子園には復活傾向にはあるものの98年夏を最後に勝利から遠ざかる名門星稜が今世紀初の校歌を響かせることができるか。。。オールドファン?として是非期待したいですね☆
 
 
 
若生氏は (こーじ)
2014-07-29 23:02:27
>なにわのヒバゴン様
 05年に福岡にやって来た若生氏は2年以内の出場を狙っていたようですが、甲子園に出場するまで5年を要しました。

 それだけ福岡で勝つのは大変ですし、大型チームを作ると それ故に細かいところに目が回らず甲子園出場のみを狙うチームから不覚を取るという事が度々ありましたよ。
 
 
 
色々と脱線するなかレス下さり有難うございます_(._.)_ (なにわのヒバゴン)
2014-07-30 00:59:42
若生監督は豪放磊落?な雰囲気を漂わせながらも選手の将来を大切にする素晴らしい指導者だと思いますね。04年選抜準々決勝、最後の最後までダルビッシュを登板させることなく真壁投手が完投。普通の監督さんなら走者1・2塁、三番高橋選手のところでダルに交代ではないでしょうか?肩(でしたか)に違和感がある彼を勝利のためだけに投げさせるわけにはいかない。。。試合後そんな胸中だったと知り、若生監督の親心に胸を打たれました。奇しくも勝ったのが後年安楽投手をパンクさせた上甲監督というのも何かの因縁でしょうか。  野球は本当に進化していますよね。高校野球も年々メジャースタイルに変貌しているようで仰る通り70~80年代のレベルとは大人と子供くらいの差があるように感じます。凄いと痺れっぱなしだった桑田や松坂らの当時の映像を見てもさほど驚きません。清原や松井もあの時代に於いては図抜けた存在だったのでしょう。智弁和歌山は打撃から守り偏重型になっても結果が出ませんでしたし時代に乗り遅れた感は確かにありますね。   東東京大会で二松学舎が決勝11度目の挑戦にしてようやく夏の扉をこじ開けましたね。80年春の選抜決定時、私はまだ小学6年でしたが‘今年は東京から、にまつがくしゃだいふぞく?何やこの高校は’と級友らと話していたのを懐かしく思い出します。そのセンバツは準優勝した伊東の帝京よりも二松学舎の方が前評判は高かったように記憶してますがテルシーの柳川に初戦敗退しましたね。以降は帝京がジワジワと夏にも常連校としてのし上がっただけに今日悲願を叶えた学舎は万感の思いだったのではないでしょうか。センバツで市原監督は投手として決勝でPLに、監督として浪商、大阪桐蔭に敗れています。明日の大阪どちらが勝ってもリベンジのチャンスあるかも知れません。05年に国士舘が同じく春男を卒業したかに見えましたが夏はそれ1回きり。一二三で33年ぶり復活を果たしてから4年、明日の東海大相模にも注目です☆
 
 
 
二松学舎は (こーじ)
2014-07-30 22:45:14
>なにわのヒバゴン様
 二松学舎は最初に出た時にはライオンズの白幡が3番でして、柳川戦は0-3から9回裏に4連打で1点返しなおノーアウト満塁まで追い詰めた印象が強かったですね。

 だから2年後に準優勝した時はそこまで驚きませんでしたよ。

 それより ここまでの不遇は帝京や早実に関東一などと
同じ地区だったというのが大きいですよね。

 ちなみに中1の体育実技本には投手の球数は70球までと
載ってましたから、球数制限はこれまで以上に進むと思われますね。
 
 
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