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サッカー日本代表のアジア初制覇から30年

 今から30年前の昨日92年11月8日に広島広域公園陸上競技場で
行われたサッカーアジア杯決勝で、ハンス・オフト監督率いる日
本代表はサウジアラビアと対戦し36分に挙げた高木琢也のゴール
による1点を守り切り1-0で勝ってアジア杯初優勝を決めた。

 2年後のアジア大会の運営リハーサルを兼ねたサッカーアジア杯
だが、かつての日本はメキシコ五輪銅メダルの遺産を食い潰し2年
前の北京アジア大会ではグループステージ敗退だった。

 ところが初の外国人監督であるハンス・オフトが代表監督に就任
し8月下旬に行われる東アジア4カ国対抗のダイナスティ杯で日本は
初優勝を飾り、その勢いでアジア制覇を目指したのだが当時は韓国
以外は中東勢が強く翌年行われるW杯アジア予選を占う大会となっ
ていた。

 予選リーグ初戦でイタリアW杯に出場したUAEと2戦目ではダイナ
スティ杯で勝った北朝鮮と連続引き分けで迎えた最終戦、1勝1分の
イランと対戦した日本は勝たないと準決勝に残れないため攻め込む
もののイランの強固な守りを崩せず時間が刻々と過ぎて行った。

 そして迎えた残り3分でエースの三浦知良が浮き球を決め遂に先制
すると、イランの猛攻を凌ぎ切り予選リーグ1位で突破を決める。

 準決勝ではB組2位の中国相手に先制を許すも福田正博と北澤豪の
ゴールで逆転したが、GK松永成立が退場した事から追い付かれる。

 しかし残り6分でスーパーサブの中山雅史が勝ち越しゴールを決
め3-2で勝つと、2連覇中のサウジに1-0で勝って初優勝を飾った
のだから翌年のアメリカW杯出場を狙う資格はあると実感したの
だった。

 とはいえ約1年後の10月にカタールの首都ドーハで開催される、
アジア最終予選で中東勢の中東での手強さを思い知らされる事に
なるのだが・・・・・

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