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小ネタ探しは楽しい

 以前シン・エヴァンゲリオン劇場版は2度見る方がいいと記した
事があったが、その理由の一つにちょっとした小ネタを見つける事
ができるというものがある。

 庵野秀明監督作品はこういった小ネタを見つけるのが一つの楽し
みになっておりエヴァシリーズでは特に、かつての特撮作品の名シ
ーンのオマージュが多いため1回では分からず何回目かに見た事で
分かる事もある。

 最近の作品はククリエーターが達過去のウルトラや仮面ライダー
に戦隊シリーズなどを見て育った世代が多いので、そういった作品
のオマージュシーンや小ネタが散らばっているケースを目にするし
楽しみにしているのだ。

 ウルトラセブンでモロボシ・ダンとソガ隊員が長距離宇宙飛行の
テストパイロットとしてロボットが人間を支配する惑星に辿り着く
第四惑星の悪夢では、人間の秘書が入れたコーヒーを飲んだロボッ
ト長官が‘ぬるい、砂糖が多い’と激怒するシーンがある。

 実はサンダーマスクの中で敵幹部・流星鉄仮面の人間体が、高勢
研究所のスタッフにある装置を作らせていた時に差し出されたコー
ヒーを‘ぬるい、入れ直せ’と激怒するシーンがあった。

 これは何れも脚本が上原正三だった事から使われたネタだが、
こういった小ネタを見つけるのも大いに楽しいものがある。

 4月から毎週金曜にBS11でOAされているSSSS.DYNAZENON]は、
SSSS.
GRIDMANの全話脚本を担当した長谷川圭一が引き続き担当
しているのだが1話で早くもヒロインの南夢芽の部屋にガンバル
クイナくんのクッションを見つけた。

 ガンバルクイナくんといえばウルトラマンネクサスの主役・孤
門一輝が恋人・斎田リコからもらったお守りで、リコの死を利用
して孤門を追い詰める溝呂木の罠から脱出するためのアイテムに
なっているなど印象的なアイテムだった。

 ネクサスも長谷川圭一がメインライターだったので、その流れ
から小ネタとして使用したのだろうがネクサスファンにしてみる
とニヤリとしてしまうわけである。

 SSSS.DYNAZENON]の場合はTVアニメなので録画して後から何
度も見ている間にこういった小ネタが見つかるのだが、シン・エ
ヴァ劇場版の場合は2度目以降に見る事によってこういった小ネタ
を見つけ出す事ができると思う。

 

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