タイガース38年ぶりの日本一達成

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20231105-0344

　今年のプロ野球日本シリーズは今日G7を迎えタイガースが7－1
でバファローズに勝ち、4勝3敗で85年以来38年ぶりの日本一に輝
いた。

　試合は4回にタイガースが森下翔太のヒットと大山悠輔の死球で
1アウト1・2塁からシェルドン・ノイジーの3ランで前週抑え込まれ
た宮城大弥から3点を先行すると、5回にも坂本誠志郎と近本光司の
連打で2アウト1・3塁から森下の2ベースから大山&ノイジーの連打
で一挙3点を加え6－0とする。

　投げては今シリーズ初登板の青柳晃洋が5回2アウトまで粘り強く
投げ、5人のリレーでバファローズ打線の反撃を9回2アウトから頓
宮裕真のHRで1点返されるものの8安打を浴びながらバファローズ
打線を抑えての勝利だった。

　今回の日本シリーズは結果的に京セラドームでは2勝2敗、特にG1
とG2は8－0の応酬で甲子園での3連戦がカギとなった。

　G3ではバファローズが5－4で逃げ切るとG4 ではタイガースが4－
3でサヨナラ勝ちし、迎えたG5で7回まで0－2とリードされながら8
回裏に一挙6点を挙げて逆転勝ちした試合が思えばターニングポイン
トになったと思う。

　今シーズンのラッキーボーイ大竹耕太郎に対してバファローズ打
線が4回2アウトからマーウィン・ゴンザレスのHRで先制し、7回に
も西純也から田嶋大樹の四球を足場に2塁ゴロエラーで2－0として
迎えた8回。

　7回まで田嶋の立ち上がりにノーアウト1・2塁を三振併殺から始
まり4安打に抑えられていたタイガース打線が8回に山崎颯一郎から
木浪聖也&糸原健斗のヒットでノーアウト1・3塁とし近本のタイム
リーで1点返し、1アウト2・3塁から森下が宇田川優希のフォークを
2点タイムリーして逆転し一気に6点を挙げて逆転勝ち。

　つまりバファローズ得意のブルペン陣を見事に打ち崩したG5こそ
タイガースの優勝をほぼ決めた試合かもしれないし、そのムードを
作り出した甲子園の凄まじい雰囲気と応えたタイガース打線の勝利
だったのではないか。

　それでも素晴らしい試合を演じた両チームに感謝したい。