アニメ版バビル2世の残念な ところ

 昨年12月に始まったバビル2世も昨日で21話が終わった。

 じっくり見るのは初めてなので毎週タイマー録画して見ているのだが、とりあえず
興味があるのは26話までなので残り5話となっている。


 ここまで見てきて目に付くのは3つのしもべの活躍は目ざましいものがあるのに
対し、原作にあったバビル2世とヨミの息詰まる攻防戦が あまり
目立たず原作
好きの私にとっては物足りない部分がある。


 原作の1部のラストでバビル2世とヨミが直接対決し先にエネルギー衝撃波で
ダメージを受けたはずのバビル2世がヨミのエネルギーを吸収し、逆襲して倒すと
いう終わり方だが これがアニメでは5話になっているから ずいぶん
急な展開だ。

 また2部に登場した怪力ロボット・バランをはじめヨミ側の刺客である超能力者
や敵の要塞らしきものが度々 見られるものの2部の肝である超能力を
使い過ぎ
ると激しい疲労を起こし それでも使用すると老化現象を起こすと
いうデメリットが
語られずじまい。


 そして原作ではヨミ自身もバベルの塔の後継者候補だった事が判明し、それゆえ
3つの しもべも操る事ができるので迂闊に使えなくなるという
設定が完全に無視
されているのだ。


 つまり‘3つの しもべを使いまくれない’‘超能力を使い過ぎるデメリット’の2つの
要素が21話の時点で使われてないので原作の魅力が半減してしまって
いる。

 もっとも あまり踏み込み過ぎると子供からソッポを向かれるという理由からだろう
が、そこらあたりが残念なところである。

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