ようやく甲子園大会にも休養日が入る

夏の甲子園に「休養日」=健康面、公平性を考慮―高校野球(時事通信) - goo ニュース

 今日の新聞に今年の夏の甲子園からベスト8の4試合を1日開催に戻す代わ
りに その翌日に休養日を設けるというニュースが載っていた。


 これはプロ経験者の監督を認める事に続いての英断だろう。

 甲子園大会の問題点として以前からベスト16の最終日に試合をしたチームが
決勝まで4連戦になるケースがあるので、その負担をなくすためにベスト8から
決勝までの間に休養日を入れるべきという意見があり私も常々言っていた。


 ところが高野連は04年にベスト8を2日に分けて行う事により4連戦をなくそうと
したが、しょせんは小手先だけの発想で決勝まで2連戦と3連戦を戦うチームに
不公平が出るだけだったのだ。


 よくしたもので夏の地区予選の日程を見ると、どこもベスト8と準決勝の間に休養
日を設けているため3連戦を戦うのは甲子園のみ。


 休養日を入れる事への反対理由として甲子園球場の使用期限の事がまこと
しやかに言われていたが75年に台風の影響で日程が5日間順延された時は阪神
タイガースの試合を中止にして高校野球の日程を優先させた記憶があるし、
現在のタイガースの日程を見ると夏の甲子園時期には京セラドームを使用したり
しているので甲子園の日程には余裕があるはずだと思っていた。


 現在は日程本位より選手本位の大会こそが重要な時代。

 高校サッカーなど82年度まで1月2日から8日まで休養日なしで開催していた
のが83年度からは1日に1つの回戦を行う代わりに5日を休養日にしていたし、
94年度あたりからは大晦日に1回戦を行うなど3連戦を避ける日程に変更する
など しっかりと休養日を入れて選手の負担を軽減している。


 それに対し高校野球は頑なに休養日を入れようせず95年度から3回戦までの
日程を先に決めたり、前記したように04年度からベスト8を分割日程にしたりと
改悪とも思える事ばかりをやっていたが ようやく まともな日程変更ができた形で
とりあえずよかったと思う。

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