新大関・御嶽海に期待する事


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-220126-202201250000812

 今年の大相撲初場所で3度目の幕内最高優勝を飾った関脇・御嶽
海が、今日の番付編成会議で大関昇進が満場一致で正式に決まった。

 関脇・御嶽海は秋場所で9勝、九州場所で11勝しており今場所
が13勝しての優勝だったので3場所合計33勝という昇進規定を満
たす事になり番付編成会議招集となったのだ。

 これで大関陣は貴景勝と正代に続く3人目の大関誕生となった
わけだが、とりあえず横綱に昇進できるかといえば‘?’マークが
付く状態に変わりないだろう。

 現在の大相撲は絶対王者的な白鵬が引退し入れ替わるように照
ノ富士が横綱に昇進しているのだが昨年4度の優勝、横綱として2
場所連続優勝を飾っているものの年齢は30歳で膝のケガを抱えて
おりいつ悪化するのか分からない状態。

 実際に初場所は11日目まで1敗で走っていたのに12日目に明生
から敗れた時に土俵下へ転落し左膝を痛めて以降、取り口に精彩
を欠いているのを考えると春場所までにケガが治ればいいが先が
思いやられる現状だ。

 それではポスト照ノ富士といえば大関陣になるものの貴景勝は
ケガが多いのが難点で今場所も4日目から途中休場とファンの期
待を裏切っているし、もう1人の正代に至っては6勝9敗の負け越
しと共に大関の座を守るのに精一杯というもの。

 貴景勝は大関昇進後16場所で二桁勝利は7回’(うち1回は関脇
陥落時)途中休場は6回で、正代は在位8場所で途中休場1回を含
め負け越しが3度あり二桁勝利は1度のみである。

 両大関のこの成績を見れば少なくとも正代の横綱昇進は厳し
いと思わざるを得ないため、ポスト照ノ富士とも言える大関の
誕生は1人でも多い方がいい。

 ただし御嶽海も基本は押し相撲で押し相撲力士はツボに嵌る
と無敵の強さを誇る反面、一旦リズムが崩れると連敗癖が顔を
出すケースが目立つので安定性という要素から見ると不安は残
るのだ。

 まぁ貴景勝のようにまわしすら取らない押し相撲に比べれば
御嶽海は四ツ相撲も取れるので、その点からすればポスト照ノ
富士という観点では心強いと思う。

 とはいえ昇進前は二桁勝っていたのに昇進すると勝ち越しが
やっとという、大関病だけは勘弁である。

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