遠藤の負け越し理由はリズムを立て直せない事

遠藤、2場所連続負け越し…出場100回目を勝利で飾れず/夏場所(サンケイスポーツ) - goo ニュース

  日本人横綱最右翼と期待されている遠藤が今場所も13日目に敗れ
2場所連続の負け越しが決まった。

 初場所で11勝して敢闘賞を受賞し前頭筆頭で迎えた春場所は6勝
9敗と負け越し、今場所は4枚目まで番付を下げていたのだが13日
目で早くも負け越しが決まってしまった。

 冷静に考えれば入幕して5場所目なのだから仕方ないと思うが、
例によって‘期待はずれ’的な表現をするマスゴミが出てくるのは
腹立たしい限り。

 基本的に前頭筆頭や小結あたりは前半戦で横綱や大関と対戦する
ので中日を終えて負け越しで後半に入るのは仕方ないのだが、意外
にも下位力士と対戦できる後半に盛り返せずにズルズル負け越すと
いうケースが多々ある。

 一方で前半戦を下位相手に白星を重ねて早めに勝ち越した力士が
後半に三役らと対戦すると勝ってしまうケースも多い。

 これは相撲にもリズムがあるわけで、前半に負けが込んでしまう
とリズムに乗れず勢いに乗った下位力士相手にも取りこぼすという
事になるだろう。

 今場所の遠藤は4枚目だったので5日目までは三役以上の対戦相
手は横綱の鶴竜のみで、これに勝って4勝1敗でクリアした事から
‘今場所はいける’という雰囲気になっていた。

 ところが6日目から大関&横綱勢に4連敗すると2勝しかしてない
千代大龍にも敗れて5連敗し4勝6敗と負けが先行すると、同じく
2勝の小結・千代鳳には勝ったものの9枚目の大砂嵐と関脇の栃煌山
相手に連敗し2日を残しての負け越し決定となった。

 これを考えると勢いがあった5日目までに対戦した鶴竜には勝ちながら
6日目から大関&横綱相手に4連敗した事で遠藤の相撲のリズムが
狂い、5日目までなら勝てたはずの千代大龍や大砂嵐にも敗れたの
だろう。

 そして一旦崩れたリズムを立て直すには幕内力士としてのキャリ
アが足りなかったという事になるのではないか。

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