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こーじ苑
1500強化の重要性を知らしめたスピードスケート距離別選手権
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-221023-202210230001098
10月21日から長野のエムウェーブで行われていたスピードスケー
ト全日本距離別選手権は今日が最終日だったが、個人的に注目した
男子1000で1500を制した野々村太陽が北京五輪500銅メダリストの
森重航や代表の新濱達也らを抑えて優勝し2冠となった。
レース展開は最初の200は全体8位だったが600で5位に順位を上げ
るとラスト1週でギアを上げ一気にトップに立つという、ジャニー・
デービスのような徐々にペースアップしながらゴールするという世
界基準のレース運びは見事だった。
短距離=500の人気が高い日本では500のスピードを維持するスタ
イルが主流で、1500のスプリント力がある世界基準のレース運びが
できる1000のスケーターは珍しいので待望の存在だ。
更に嬉しい事に2位の山田は1500だけでなく500でも2位になって
いるのだから、これまた嬉しい結果になっており日本もようやく
世界基準になっている事を実感する。
以前のスピードスケートは500と1000をスプリント系、5000と
10000を持久系と位置付け1500をスペシャル種目という感覚。
つまり1000は500のスピードを維持できる選手が主流だったが、
02ソルトレイクシティの頃から1500のスプリントのある選手が勝
ち始めた。
一方の日本では清水宏保をはじめ500が84サラエボから02ソル
トレイクシティまで6大会連続メダルを獲得している事もあり人
気が高いのに対し、選手層の厚い1500は88カルガリーの青柳徹
の5位が最高という状況では500の強化に集中する傾向が強かっ
たのだ。
ところがその考えは時代遅れになっており、むしろ1500の方
がスプリントを鍛えれば1000の持久力を鍛えれば5000の強化に
なるという互換性があり女子では1500を主戦場とする高木美帆
が今年の北京で500でも銀メダルを取るまでになっていた事が
1500強化論を証明したのではないか。
そういった意味で高木美帆の存在は大きいと実感するのだ。
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