ウルトラマンガイアEP25・明日なき対決

 4部作の‘転’にあたる このEPは怪獣が出ずにウルトラマン同士の
戦いがメイン。
 我夢と藤宮が互いに‘自分こそ本当のウルトラマン’と主張し衝突する。

 冒頭に砂漠に埋まって化石化しているガイアとアグルの姿を見つける
悪夢を我夢は見てしまう。

 これは正夢なのか・・・・・・

 目を覚ましたのは友人の部屋だったが、友人の天体望遠鏡からは星空
の歪みが見える。
 この異変は千葉参謀の甥っ子・弘希の天体望遠鏡・ボイジャーからも
見る事ができた。

 いったい何が起こっているのか?

 前回のラストで病室から去った藤宮を玲子が同行したのを巷では
‘藤宮が玲子を拉致して逃走中’と報じていた。
 弱っていた藤宮を酒場で休憩させようとした玲子だが、チンピラ風の
客達から絡まれ藤宮は挑発に乗ってしまう。
 そして袋叩きにされてしまうのだ。

 ‘人間は汚い、人間は醜い、人間なんて、

みんな地球から吐き出してやる!’と藤宮は絶叫する。 

 翌朝海岸沿いで玲子から藤宮が

‘地球から選ばれたばかりに苦しんで自由を無くしてる。
地球の事を思う前に自分を大事にしてよ’

と言われている所に我夢がやってきた。

 根源的破滅招来体の大攻勢を前から知っていながら黙っていた藤宮に
対し我夢は怒り

‘君はウルトラマンの力の

使い方を間違っている!’と言うのだが、藤宮は

‘お前が鈍いんだ、

オレが本当のウルトラマンだ!’

と言って我夢を殴る。

 ところが反撃しようとした我夢に対し玲子は藤宮が弱っている事を告げる。

 ‘人間は海のほんの上っ面しか知らない。
地球の7割は海だというのに、どの国も自分とこの優秀さをひけら
かそうと宇宙ばかり行きたがる。
 誰も海の本当の姿を知ろうとしない’

と藤宮は車の中で玲子に海を探検したかったという夢を語る。

 ついに藤宮は玲子に心を開いたようだ。

  ところが玲子の車をリザードが追跡しているのに気付き、振り切る
ためにスピードを上げ崖下へ転落するものの変身したアグルが玲子を
掌に乗せて空を飛ぶ。
 子供ならまだしもウルトラマンが恋人ともいえる者を掌に乗せて飛ぶと
いうシーンは初めてか?

 やがてガイアが追いつきアグルも玲子を降ろして戦いを始める。
 壮絶な肉弾戦を演じるが互角で決着がつかない。
 互いに一歩も譲らぬ死闘が続き両者のライフゲージが点滅し始める。

 そこで遂に両者は必殺技で決着をつけるべくガイアがフォトンウェッジを
アグルがフォトンクラッシャーを放ったのだが・・・・・  

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
両雄激突 (NEXUS(偽))
2009-02-27 22:20:40
最後のフォトンエッジとフォトンクラッシャーの同時発射。以前の「アグル対ガイア」ではクァンタムストリームとリキデイターと言う、サブウェポン同士の対決でしたが、とうとう最強技同士の激突になりましたね。
偽者ではなく、悪の心に染まった訳でもなく、人間として持っていて当然の「正義」と「正義」がぶつかり合う、『人間ウルトラマン』を描くガイアの象徴的な話になっているように思えます。
 
 
 
ガイアならではの展開ですね (こーじ)
2009-02-28 23:32:29
>NEXUS(偽)様
 お互いの信じる正義のための戦いですから、見ごたえがありました。
 これこそガイアを代表するシーンですね。

 これがガイアを名作と評価する一因でもあります。
 
 
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