ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
やはり八幡大付は強かった

28年前の今日行われた夏の甲子園の福岡県予選の開幕戦で八幡大付と
対戦したが、0-7の7回コールドで敗れた。
試合前の予想では
「エース山下は甲子園を経験しているだけにマウンド度胸満点。
打線も9番までムラがなく得点能力も抜群だが、変則投手に弱いという
欠点があるので初戦で当たる西田川がカーブで強力打線をかわせば
西田川の打線も当たっているだけに面白い」だった。
とはいえ前年のチームはサイドスローのエースが遅い球を武器に強豪校
相手に好投するので0-2とか0-3などロースコアで負ける試合が多かったが、今年は入学以来初めて公式戦で2勝したりと力はあるもののエースが崩れ
出すと歯止めがかからず春の九州大会予選では 3回戦で九州工に0-15と
5回コールド負けしたり KBC旗予選では2年連続夏の決勝まで進出した
嘉穂に0-12の5回コールド負けをするなどカタストロフィーがあった。
弱い相手には確実に勝つものの、強豪相手には歯が立たないという体質
のチームになっていた。
だから勝てる確率は限りなく0に近かったのだ。
ジャンケンで勝って後攻を選び試合が始まる。
1回表に八大付は3人ともカーブを引っかけショートゴロに倒れ幸先いい
立ち上がり。
しかし2回に1アウトから四球で出たランナーを2塁に置いた2アウト2塁で
ショートゴロがイレギュラーしてショートの肩に当たりセンター方面に転がった
ため痛恨の先取点を許す。
流れを手放したのが3回。
四球とバントヒットで1アウト2・3塁からエースが誰もいない1塁に牽制を
投げてボークを取られ、更にスクイズで0-3となった。
それでも5回までは1安打に抑えていたが、打線が4回まで山下の前に
パーフェクトに抑えられ5回2アウトから6番がヒットで出塁するものの盗塁
失敗でチャンスすらない。
6回に1アウト2・3塁からショートゴロとタイムリーで2点を追加され ほぼ
勝負あり。
その裏2番手の左腕・河野から先頭の7番が相手エラーでノーアウト2塁
のチャンスを作ると8番が2塁ライナーに倒れるが、9番のエースが内野安打
で1アウト1・3塁のチャンスを迎えた。
‘1番は俊足だからセーフティースクイズを仕掛けたら面白い’と思っていた
が、結局サインは出ずピッチャーフライで2アウト。
2番の初球に1塁ランナーがスタートするが強肩キャッチャーの好送球で
完全にアウトのタイミングだったため3塁ランナーがホームに突っ込むが
タッチアウト。
直後の7回に2アウト2塁から4番の川端にポール最下部を直撃する2ランを
打たれ気が付いたら0-7、その裏の反撃も3者連続三振に終わり試合終了
となった。
八幡大付 012 002 2 7
西 田 川 000 000 0 0
ヒット数はウチが2本に対し八幡大付も7本と踏ん張ったように見えたが、
四死球がウチが0なのに対し6個与えては話にならない。
しかも5つも盗塁を許しているのだから・・・・
春の九州大会予選の3回戦で戦った九州工と戦ったときは、右打ちを
徹底され4回まで15点を奪われ文字通り叩きのめされた感が強かった。
だから試合の前半を戦って‘これなら九州工の方が強い’と思っていた
のだが、気が付いたら7点取られていたという感じだった。
そういう意味では八幡大付の方が手ごわいのだ。
実際に九州工は夏はベスト16手前で敗退している。
因みに八幡大付は その後 勝ち進みKBC旗優勝チームの東海大五と
決勝大会の初戦で対戦し逆転サヨナラ勝ちでベスト8に進出した。
しかしベスト8で この年の代表になった福岡大大濠にコールドで敗れた
のだった。
しかし新チームになって その年の秋の九州大会で準優勝し選抜に出場
すると、夏も決勝で博多工に勝って春夏連続出場をするのである。
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