ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
平成ウルトラ初の先制攻撃兵器登場
ウルトラマンガイアEP44・宇宙怪獣大進撃では根源的破滅招来体の
母星を突き止め、ワームホールを作ってワームジャンプミサイルを撃ち
込もうという計画を立てた。
いわゆるウルトラでは珍しい先制攻撃の論理である。
これまでのウルトラの防衛組織では専守防衛理論だった。
つまり敵から攻め込まれて防ぐのみというものだが、当然侵略者から
防戦一方という状況だし犠牲者も出て被害も甚大だ。
海外の作品では謎の円盤UFOがUFOからの攻撃に防戦一方だった
地球防衛組織のSHADOが、UFOを観測衛星で追尾し母星を突き止め
ようとするEPがあった。
ただし観測衛星の望遠鏡の倍率が調整できず失敗するというものだが、
やはり防戦一方に追い込まれると敵の母星を発見し先制攻撃をかけようと
するものだろう。
しかしウルトラで先制攻撃の兵器である弾道ミサイルが登場するのは
ウルトラセブンの超兵器R1号やウルトラマンタロウのトロン爆弾あたり。
R1号はギエロン星をトロン爆弾はムルロア星を一撃で破壊してしまうが、
いずれもR1号やトロン爆弾の影響で怪物化してしまい地球が逆襲を受ける
事になる。
今回のワームジャンプミサイル計画で突き止めた根源的破滅招来体の
母星は、確かにコッヴやパズズの母星ではあったが本当の敵である破滅
招来体の母星ではなかった。
しかも破滅招来体は その作戦を逆手にとって地球側が作ったワーム
ホールに自分達のワームホールを接続させ2大怪獣を送り込んできた
のだ。
その先には惑星を1つ吹っ飛ばせるワームジャンプミサイルがある。
これを破壊されたら地球は終わり。
ガイアとアグルがいたから助かったが、危うく自らの兵器で自滅するところ
だった。
どうしてもウルトラの論理では弾道ミサイルによる先制攻撃というのは
タブー視されているが、専守防衛理論では前記したように必ず甚大な被害が
出て犠牲者も多数出るわけで劇中でも語られたように我夢ですら対案は
出なかった。
やはり先制攻撃論理は否定できないだけに難しい問題だ。
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