ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2199ではガミラスを救ったヤマト
8日にOAされた宇宙戦艦ヤマト2199の23話ではイスカンダルへの道を急ぐ
ヤマトに対してガミラス版の波動砲とも言えるデスラー砲が発射され、それを防ぐ
のにヤマトはガミラス本星に突入すると総統府に突入。
それに対してデスラーが第二バレラスの一部分を分離・落下させてヤマトを破壊
しようとするのに対し、ヤマトは波動砲で第二バレラスを破壊し結果的にガミラスの
民を救う事になる。
これこそが旧作との最大の違いだろう。
なにせ旧作ではガミラス本星に引き込まれたヤマトが硫酸の海に突入し海底の
強酸性火山脈を波動砲で撃ち抜いて噴火を誘発させ、天井から落下するミサイル
との攻防戦の末ガミラスの都市を壊滅させてしまうという意外な結末だった。
つまり地球を救うためにイスカンダルに行く最大の障壁のガミラスを撃破した
ものの、敵の星そのものを滅ぼしてしまうという何とも後味が悪いとしか言いようが
ない勝利ではあった。
ただしガミラスの民はデスラー総統をはじめヒス副総統らぐらいしかまともに登場
してないのでヤマトが起こした噴火による溶岩流でガミラスの都市が壊滅しても
逃げ惑う一般市民達の姿がないため、そこまで心の痛みを感じず勝利の後に古代
と雪がガミラスの廃墟を見て呆然とするぐらいだった。
2199ではガミラス側の登場キャラも魅力的だし旧作に比べてガミラス本星の
様子も大がかりだったので‘ここを壊滅させるのか?’と思ったりしていた。
とりあえずメルダやユリーシャが乗艦しているので火山を噴火させて都市を壊滅
させるというのは同義的に無理だったので、妥当な落としどころになったという事
だろう。
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
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横道ながら、ガミラス人はスターシャを「睨下」と読んでいますが、「睨下」とはご存じかも知れませんが、高位の聖職者や僧侶を指す言葉です。よって正しい使い方ではありません(「海底軍艦」の天本英世さんの場合は正しい呼び方です)。日本語勉強せいよと言いたくなります。
スターシャを神格化するのなら、あまり使わない言い回しですが「神漏美(かむろみ=女神の尊称、狭義には天照大神とイザナミのみに使われる)」なんですよね。よって本来なら「神漏美さま」と呼ぶべきなんです。視聴者は意味がわからなかったら辞書引くかネット検索しろよ、です。
なるほど、そういう意味があるのですね。
ある意味デスラーがスサノオでスターシャが天照大神という感じでしょうか。
>こうちゃん様
物足りないどころか、2199は見る度に旧作の矛盾点を解消してくれて凄くワクワクしつつ見てますよ。
約40年前にガミラス都市のような作画は無理だったでしょうからね。
そういう意味でも2199は大いに気に入っている作品ですし、旧作を超えていると思ってますよ。
これでスターシャを天照大神に準えれば、最高の神と最高の悪魔の関係って図式が成り立つと思います。
とりあえず西崎氏はデスラーのイメージをヒットラーではなく、ローマ皇帝にしていたようですね。
でも旧作は完全にヒットラーではないかと思えます。
2199は そのイメージを幾分和らげようとしているのかもしれませんが。