やはり難しそうな日本新を出してのマラソン代表決定

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-191201-201912010000325

 昨日行われた福岡国際マラソンはモロッコのエルマハジューブ・
ダザが2:07:10で優勝し、日本新記録が東京五輪3番目の代表の
条件だった日本勢では藤本拓が30㌔までは善戦したものの最後は
失速してダザにも突き放され2位でタイムも2:09:36とサブテン
はマークしたが東京五輪出場権獲得はならず。

 昨日の福岡は15㌔地点で21度に達するなど高温のレースになっ
ており条件的にも厳しいし9月のMGC明けという意味では善戦し
たともいえるが、さすがに2:05:49という数字は難しかったと
いう事になるだろう。

 とりあえず今回もペースメーカー付きで30㌔まではハイペース
で飛ばせたのだが、やはり30㌔から35㌔あたりになると日本人選
手は失速する傾向が強いようだ。

 瀬古利彦氏が言うように今回の藤本が果敢に挑んだペースこそが
世界基準になるわけで、五輪でメダルを本気で狙うなら東京に間に
合わなくても今回のペースで押し切る走力が必要になるだろう。

 それにしても残り1枠が日本新記録というのは、意外に高いハー
ドルになっているとしか思えない。

 つまり残り2レースで今回のようなペースで走り切って残り10㌔
を失速しなければ日本新は出せるのだろうが、今の日本人選手は世
界相手になると自らのペースを守り脱落してきた選手を捉えて順位
を上げるスタイルが主流になっているから高速レースに挑むという
心づもりを変える必要がある。

 そうなると気温は低い方がいいのだが東京はまだしもびわ湖にな
ると気温が上がる傾向があるので、案外東京に中心選手がエントリ
ーする可能性が高いのではないかと思ったりする。

 泣いても笑っても残りは2レースで3人目の男・大迫傑が東京or
びわ湖に出場するのか?といった意味も含めて、選考レースが楽し
みになってきた。

 

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