仙台育英、2年ぶり優勝=大学決勝は明大と駒大―明治神宮野球(時事通信) - goo ニュース
14日から開催されていた高校野球の明治神宮大会の決勝が、今日
行なわれ仙台育英が浦和学院に4-1で勝ち2年ぶりの優勝を飾った。
仙台育英と浦和学院といえば昨夏の1回戦で対戦し壮絶な点の取り
合いの末に育英が選抜優勝の浦和学院に11-10でサヨナラ勝ちした
のを思い出すが、今回は1回に1点を先制し3回に追い付かれたもの
の突き放しての快勝だった。
スコアも天理に6-1、九州学院に8-0のコールドと実力校相手に
1度もリードを許さないままの優勝だから大いに価値があるのだが、
明治神宮大会で優勝したからといって来春や夏の甲子園での優勝が
保障されるわけでもない。
思えば仙台育英は一昨年の明治神宮大会でも優勝しているのだが、
優勝候補といわれながら春は創成館・早稲田実に勝ちベスト8で高知
から、夏は前記したように浦和学院の春夏連覇を阻みながら2回戦で
常総学院に完敗している。
やはり気候的に涼しい秋に3or4連戦で終わる明治神宮大会と10日
以上かけて戦う甲子園では戦い方が違うという事だろう。
実際ベスト8で九州学院に敗れた敦賀気比は初戦で登板したエース
の平沼を敢えて投げさせず2番手の山崎を先発させたし、浦和学院も
エースの江口に3連投させなかったようにに経験を積ませるような
戦いをするチームがあるのだから優勝したからといって優勝候補
筆頭という事はないだろう。
それでも一昨年優勝し春ベスト8の仙台育英や昨年の優勝校・沖縄
尚学が春夏連続でベスト8入りしたように地力はあるので、残りの
3試合をいかに勝つ事ができるようにレベルアップするかというのが
冬場の宿題になるのではないだろうか。