ハリウッド版『GODZILLA』興収200億円で世界1位、東宝ゴジラへのオマージュも?(マイナビニュース) - goo ニュース
新聞によるとハリウッド版GODZILLAが5月16日に世界各国で
一斉に公開されて、週末の推定興行収入が世界1位を記録した
らしい。
日本では7月25日公開という事になっているので、日本での
公開に弾みがつく形だ。
今年はゴジラ生誕60周年だし日本公開の7月25日は奇しくも
54ゴジラで、人類がゴジラを倒す唯一の武器・オキシジェンデ
ストロイアを開発した芹沢大介博士を演じた平田昭彦の命日
だし氏が亡くなって30年目にあたるのだ。
ハリウッド版のゴジラといえば98年にインディペンデンス
ディの監督・ローランド・エメリッヒが演出した作品を思い出
すが、ゴジラとはいえイグアナの化け物に過ぎずFINAL WARS
ではジラという呼称で呼ばれる始末。
しかも最後は戦闘機のミサイルで倒されるなどオリジナル
の設定を豪快に無視していたのには、日本のファンもガッカ
リではあった。
だから今回ハリウッド版が再び製作されるのを聞いた時に
98年版の悪夢だけはやめてくれという感じだった。
とりあえず今回は渡辺謙が平田昭彦が演じた芹沢博士や
メイン監督だった本多猪四郎に対するオマージュのイシロー
・セリザワ博士で出演するだけでなく、1作目の主役の宝田明
も入国審査官としてカメオ出演するそうだしゴジラ対へドラ
の坂野義光が製作総指揮に名を連ねているのを見ると前回
のような事はなさそうだ。
ただしゴジラを単なる巨大生物ではなく神の使いや化身と
いった解釈の日本に対し、リアリズムを求める欧米では巨大
生物としか見なされてないので日本人が納得するような作品
になるのは厳しいかなと思ってしまう。