ウルトラマンネクサスのFINAL EPでSECTION-0にやって来た石堀光彦=
アンノンウンハンドは
‘オレは凪がウルトラマンの光を手にする事を予知していた、ファウストやメフィ
ストを作ってぶつけたのは光のパワーを強化させるため。
全てはオレが元の姿を取り戻すための道具だ’と和倉隊長や凪、孤門の前で言い
放つ。
アンノンウンハンドによるとリコだけでなく溝呂木や三沢など闇の巨人に変身
していたデュナミストは全て操り人形に過ぎないという事。
最初に孤門がリコと動物園で出会ったのは偶然だったのかもしれないが、その
夜にリコは家族もろとも殺害され溝呂木眞也の操り人形となっていたという。
つまり2回目以降に孤門と会っている時にはリコは既に死んでいた事になるの
だが、それでも最期に孤門に対して これまでの思い出を語るのを考えると人形と
して生かされながらリコの人格は孤門への愛情で保たれていたのかもしれない。
少なくとも後に孤門が闇の波動に囚われる寸前に救った御守りのガンバルクイナ
くんをプレゼントした時には2回目以降のデートだから既に死んでいてもリコの人格
は生きていたのだろう。
ただファウストの人格が時折顔を出して徐々にリコの人格を乗っ取っていたの
かもしれない。
最終的にウルトラマンに対しては敵意を見せていたものの孤門と相対する時に
リコの人格が表面に出ていた可能性があるので、溝呂木やアンノンウンハンドは
人間の愛情が そこまで深く作用するとは計算違いだったと思うのだ。