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アジアの英雄 マニー・パッキャオ強し!

 今日ラスベガスのMGMグランドガーデンで行われたIBC スーパーライト級
タイトルマッチで王者のリッキー・ハットンを挑戦者で4階級制覇のマニー・
パッキャオが2RでKO して昨年12月に行われたオスカー・デラ・ホーヤ戦に
続くビッグマッチを制した。

 フィリピンだけでなくアジア人初の4階級制覇したパッキャオとイギリスの
ハードパンチャーハットンとの対戦は試合前から好ファイトが予想された。
 スーパーウエルターで戦っていたデラ・ホーヤをギブアップさせたパッキャオだが、見方によっては衰えたデラ・ホーヤがウエルターに落として戦った
ためパッキャオがスピード勝ちしたともいえる。
 だからナチュラルなスーパーライトのハットンのガンガン前に出る圧力を
捌けるか?という見どころもあったのだ。

 1Rから大声援を受けて前に出てプレッシャーをかけるハットンに対しパッ
キャオは下がりながら右フックを打つ。
 一見するとハットンが攻勢に見えたが30秒でパッキャオの右フックがヒット
し少し効いた状態になる。
 そして残り1分でパッキャオのいきなり放つ右フックがハットンのアゴを
捉えて先制のダウンを奪う。

 ハットンが左フックを打ちに行ったところに合わせた右フックのワンパンチ
での痛烈なダウンだったが、ハットンが立ち上がった時には残り30秒を
切っていた。
 しかしパッキャオは一気に仕留めにかかり、連打を浴びせて2度目の
ダウンを奪う。
 ハットンは辛うじてゴングに救われた。 

 2Rが始まると今度はパッキャオが攻勢に出た。
 それでも時折ハットンの右ストレートがヒットしたように見えたが、パッキャ
オは右フックを振るいながら右フックを意識させ 2Rの終盤に左フックの
カウンターがモロにアゴにヒット。
 ドンピシャのタイミングだったため、ハットンは射殺されたように失神。

 すさまじいKO劇だった。

 

  僅か6分足らずの戦いだったが、強打者同士の

打ち合いを堪能できた。

 

 それにしてもパッキャオ強し!

  因みに今日未明にはWOWOWでレアル・マドリード対バルセロナのクラシ
コもOAされバルセロナの圧勝劇を見る事ができた。
‘WOWOWに加入していてよかった’と思える日だった。

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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
芸術! (Shingo-Ringo)
2009-05-05 03:21:37
いやいや・・・

生きてて良かったです。

と、言いたくなるくらいの素晴らしいKO。

いや・・・ホントに・・・

実に何とも言えない。

ジョー小泉氏が

「ボクシングの美学がここに集約されてます」

みたいな事をおっしゃっていましたが、

美学とか芸術とか、そんな陳腐な言葉が現実味を帯びた瞬間でした。

生きてて良かった!!!!!
 
 
 
ちなみに (Shingo-Ringo)
2009-05-05 03:23:08
IBOのタイトル戦だと思いますが・・・

間違ってたら削除してください。
 
 
 
いいモノを見ましたね (こーじ)
2009-05-06 00:01:19
>Shingo-Ringo様
 いやいや、いいモノを見せてもらったと思います。
 アジア人がフライ級からスタートして、ここまで強くなるとは・・・・ヤクザ三兄弟とは天と地の差ですよ。
 パッキャオの爪の垢でも煎じて飲んで欲しいですね。

 ちなみにIBOでした。
 失礼しました、ただ正直言ってどうでもいい団体で
ノンタイトルでは格好がつかないから こんな団体のベルトを賭けているようです。
 
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