井岡一翔“マジョリティードロー”防衛も2団体統一ならず


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp0-221231-202212310000409

 今日大田区総合体育館で行われたWBA&WBO:Sフライ級王座
統一戦でWBA王者ジョシュア・フランコと対戦したWBO王者・
井岡一翔は、0-1のマジョリティドローで引き分け6度目の防衛
に成功したものの2団体王者になるのには失敗した。

 試合は旺盛な手数で前進するフランコを井岡がインサイドから
のパンチで迎え撃つ展開で試合が進み単発ながらクリーンヒット
を連発した井岡と、手数と体力で圧倒するフランコのどちらにポ
イントが振り分けられるかという展開になったがジャッジ1人が
113ー115でフランコだったが残る2人のジャッジは114ー114での
マジョリティドローとなった。

 確かに序盤は井岡の的確さが支配していた感があったが4Rあた
りからフランコのプレッシャーがきつくなっており、カウンター
を狙うものの後退する場面が目立ち始め効いたパンチはもらわな
いものの見栄えが悪い。

 どちらかといえばフランコのようなファイタータイプの方が本
来なら井岡にとってジャブで距離を取り華麗なステップでかわし
ながらインサイドからのストレートやアッパー、時折サイドに動
いての左フックをヒットさせるスタイルが映えると思ったのに対
しフランコのようなファイターは体で押しまくり手数で圧倒する
のが必勝パターン。

 終盤は井岡がスタミナ切れしたのかペースダウンする形でフラ
ンコから押されるシーンが目立っており、ミニマムから上げた井
岡に対しバンタムから落としたフランコの差が出た感じで引き分
けは妥当な結果だろう。

 とりあえず再戦は必至だろうからクレバーな井岡がどう攻略す
るか楽しみだし、とりあえずSフライ級最強といわれるファン・
フランシスコ・エストラーダ戦に向けて生き残ったといえるだろう。

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