相変わらずデメリット報道ばかりのマスコミには うんざり


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/sports/mainichi-20200324k0000m050293000c

 新型コロナウィルスの影響で残念ながら、7月に予定されていた
東京五輪は来年夏までに延期になった。

 先日も記したように極めて現実的な形に収まったわけだし冷静に
考えれば今回の決定はベストだと思うのだが、正直ウンザリさせる
のが日本のマスコミの報道だ。

 春の選抜高校野球が中止になった時にも思ったのだが相変わらず
98年サッカーW杯フランス大会前に三浦カズが代表落ちした時と同
じスタンスだという事で、あれから22年経っているにも拘わらず日
本のマスコミの報道姿勢は悪い意味で全く変わってない。

 カズ落選の時にサッカーライターの後藤健生氏は‘サッカー大国
ならカズ落選を主張するグループと残留を主張するグループに分
かれてトークバトルが展開されるのだが、日本ではカズを外せと
いう意見ばかりが取り上げられ外されると今度は残留を主張する
グループの意見が多く載るのはちょっと’と語っていた。

 今回の報道を見ていても欧米でコロナウィルスが蔓延し大陸予選
や最終予選ができない状況なのだから延期するべきという論調より
‘延期しなければいけない’‘中止になるかも’などの後ろ向きな報道が
目立ち、延期になったら中止になるよりも数段いいにも拘わらず‘
4年間の準備がフイになった選手がかわいそう’的なネガティブな
ニュアンスの報道ばかりが目に付くわけだ。

 正直言って今の状況から見れば中止が開催都市や選手達にとって
最悪な結果なのに対し、強行開催も選手にとってはコンディション
調整などを含めて厳しいものがあるし開催都市もウィルス対策など
更なる労力が必要になるのを考えると延期が最高の結果なのは明ら
かだろう。

 どんな事でも行えばデメリットは大なり小なりあるわけでデメ
リットばかり言っても始まらないにも拘わらず、死んだこの年を
数えるような報道ばかりするのが今のマスコミである。

 以前ボクシングの元世界王者の輪島功一は減量苦をアピールす
る選手について‘そんなに減量がキツイなら階級を上げればいいし、
いくらボヤいてもキツさは変わらないのだから黙ってやるべき’と
言っていた。

 実際に先日の選抜高校野球中止の時も当初‘中止すべき’といった
主張ばかり取り上げていたのが、中止になると‘選手達がかわいそ
う’的な報道一色になるばかりで‘夏の甲子園に選抜出場校を参加さ
せよう’などといった前向きな報道は殆ど見なかった。

 今のマスコミは何をしてもデメリットばかりを主張するわけで、
建設的な意見が全くないのが現状だ。

 これでは現実的な対案を出さずに ひたすら反対ばかりを連呼す
る野党と同じで、心ある人々はマスコミ媒体を信用しなくなるの
も当然だろう。

 

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