2014選抜高校野球,第4日

明徳義塾、延長十五回サヨナラ=智弁学園、関東一も2回戦へ―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース

 4日目は好カードが揃った。

 何といっても第3試合で実力四国No1の明徳義塾と近畿大会準
優勝の智弁和歌山の対戦で、02年夏決勝以来の顔合わせとなる。

 明徳は1年から甲子園で投げているエースの岸と智弁打線の
対戦が注目となるが、昨年は春夏通じて出場できなかった智弁
が どこまで力を溜めているか?

 第1試合は東海大会を強打で制した三重と、やはり強打が看板
の智弁学園の対戦。

 そして第2試合の東京を制した関東一と沖縄大会で神宮大会を
制した沖縄尚学に勝った美里工の実力校同士の対戦も興味深い。

 第1試合:智弁学園 7-2 三重

 1回に智弁は2アウトから3番がバックスクリーンに打ち込んで
先制すると4回にも3番&4番の連打とバントなどで2アウト2・3塁
から7番&8番の長短打で3点を追加し4-0とリードを広げる。

 三重も1回に2アウトから3番がヒットを放ち4番も相手エラー
で作ったチャンスは無得点だったが、4回に1アウトから4番のHR
で1点を返す。

 5回に2アウトから9番が3ベースを放った三重だが1番が倒れて
無得点だったのに対し智弁は6回にも3番のHRで追加点を挙げ、
8回にも2番と4番の長短打で三重を突き放す。

 その裏に三重も1ヒット1エラーで出塁した8番を1番が犠牲フ
ライで返して追いすがるが、9回にも智弁は2アウトから四球で
出た9番を1番の2ベースで返しダメを押した。

 1回に出た3番・岡本のHRが智弁打線に火を付けた形で打線の
爆発に繋がった形だ。

 第2試合:関東一 4-2 美里工

 2回までランナーを出しながら得点できなかった両校だが、
均衡を破ったのは美里で3回に1アウトから1番&2番の長短打で
1・3塁から3番のタイムリーで先制する。

 美里は7回にもヒットで出た7番をバントで送り1番のタイム
リーで追加点を挙げリードを広げた。

 関東一は6回まで伊波の前に6回以外はランナーを出しながら
得点できず7残塁を記録していたのだが、8回に3番&4番の連打
とバントで1アウト2・3塁として2アウト後7番が死球で満塁から
8番のタイムリーで追いつくと9番のPHがレフトオーバーの3ベ
ースで勝ち越し4-2で逆転勝ちとなった。

 両校ともランナーを出しながら両投手が踏ん張っていたの
だが、美里にとって悔やまれるのは3回に先制した直後になお
1アウト1・2塁から4番が併殺に倒れた事。

 8回は伊波が精神的なスタミナ切れした形だ。

 第3試合:智弁和歌山 2⑮3 明徳義塾

 2回に智弁は1アウトから5番&6番の長短打で1・3塁から暴投で
先制すると、明徳も相手エラーで出塁した7番をバントで送り
9番のタイムリーで追いつく。

 それ以降は9回まで智弁が7安打2四死球、明徳も3安打4四球と
ランナーを出すものの両投手が踏ん張って1-1のまま延長に
突入。

 12回に智弁は1番がヒットで出塁するものの2番のバントが併殺
となった直後に3番のHRで均衡を破ると、明徳も その裏に7番が
ヒットで出塁するとバントで送り9番のヒットで1・3塁から1番の
スクイズで追いつく。

 迎えた15回に智弁が相手エラーと四球にヒットで2アウト満塁
まで攻めたものの得点できず、その裏に明徳は1アウトから4番が
ヒットで出塁すると5番が歩き6番のヒットで満塁から暴投でサヨ
ナラ勝ち。

 智弁に12安打されながら踏ん張った岸の粘りが勝利を呼び込ん
だ形だ。
 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 後藤寺幼稚園... 録画機がある... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。