死んだはずが変身能力を失うのは定番?

 先日変身忍者嵐最終回で嵐は敵のラスボス・大魔王サタンと相打
ちになって死んだはずが、変身能力がなくなっただけで変身してい
たハヤテは死んでおらず生き別れになっていた母・シノブと抱き合
って喜びながら完となる。

 大魔王サタンの本体である妖原子球に嵐の全超能力をぶつけると
円盤ごとどころか妖怪城まで破壊できるわけで、それから脱出する
描写がないのを見ると‘死んだな’と思わせるのだがハヤテが生きて
いたのには驚いたものだ。

 子供心には嬉しかったのだが東映作品特有のご都合主義だと思っ
たら、円谷でもミラーマン最終回で同じようなシーンがあった。

 というのもミラーマン最終回で反引力装置を破壊すべく出現した
エレキザウルス&デッドキングの2体を迎え撃つべく、傷ついた体で
御手洗朝子の制止を振り切って立ち向かいエレキザウルスをスライ
サーVとミラクルキックで倒すもののカラータイマーが点滅を。

 それでもミラーナイフとシルバークロスを繰り出して炸裂させる
も先に力尽きて倒れた上からデッドキングも重なるように倒れ、直
後に大爆発を起こして爆煙が晴れると両者の姿はなく反引力装置が
姿を見せる。

 つまりミラーマンは自らの体内に仕掛けられたエネルギー時限爆
弾を炸裂させデッドキングを巻き込んで倒す自爆作戦を行ったか?
と思うっていたら、次の場面で御手洗博士と京太郎のシーンになる
ので‘あれっ!’状態だったのだ。

 そういえばウルトラマンもゼットンに敗れて死んだもののゾフィ
が命を2つ持って来て、そのうちの1つをハヤタに与える代わりにハ
ヤタのウルトラマンへの変身能力とウルトラマンとして戦っていた
間の記憶を消去していた。

 最終回にヒーローが命を落とすというのは盛り上がる一方メイン
視聴者である子供達を中心に悲しい思いをさせるため、東映の平山
亨プロデューサーなど藤岡弘が大ケガで長期離脱した時に本郷猛は
死んだという形で降板させる意見も出た中でヒーローを殺してはい
けないと主張していた。

 だから本当に死んだのは快傑ライオン丸の獅子丸などピープロ
作品が主になるだけで、東映や円谷ヒーローが死ぬという事は変
身能力を失うという事になるのかもしれない。

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