シーズン前プロ野球中継・今昔

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/fullcount/sports/fullcount-1342199

　3月9日から始まるWBCに向けた日本代表の強化試合が昨日と今日
ホークス相手に行われ、珍しく民放地上波が中継しただけでなく地
上波の放映時間が終了するとBSに引き継がれてOAされたわけだ。

　とりあえずWBCに向けた日本代表のアピールという事でWBCを中
継するTV朝日とTBSが2日にわたってOAしているようで、個人的に
調整試合だから結果に一喜一憂する必要はないと考えて淡々と見て
いたし実況の方も日本代表選手をアピールしている感じだった。

　まぁホークスの開幕戦が3月31日と1カ月先なのに対し代表チーム
は10日後だから仕上がり具合も違うので、勝敗を云々する必要はな
いと思うのだが昭和の時代は報道からして勝敗に一喜一憂している
ファンが多かったように感じだった。

　考えて見ると昭和の頃はスポーツ番組といえば1月下旬に大相撲
初場所が終わるとキャンプまで大した競技はなく、2月のキャンプ
インと同時に一気にプロ野球のキャンプ情報が流れ込みキャンプ
中継があるだけで嬉しく2月最終週の週末にプレシーズンゲームが
あると待ちかねた感が強くTV中継にかじり付いて勝てば大喜びし
ていたのを思い出す。

　TVのスポーツニュースでもレギュラーシーズン並みに試合経過
を分析するようなノリで、言うなれば公式戦0節的にプレシーズン
ゲームから勝ちに行くと公言するチームがチラホラあったのだ。

　それが今やプレシーズンゲームの報道は勝敗よりも主力選手の
調整具合の方を主に報道し始めた一方、民放地上波を中心にプレ
シーズンゲーム中継がほとんど見なくなったのが現状だ。

　個人的にもウインタースポーツをはじめ多くの競技を見られる
ようになったので、あくまで調整段階の野球を見る必要や興味も
ない状況である。