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こーじ苑
‘ケガをした当日に休場届を出せば取り組み変更可能’など初耳だ!
琴欧洲が休場=大相撲夏場所千秋楽(時事通信) - goo ニュース
3日前に終わった大相撲夏場所では平幕の旭天鵬が栃煌山に優勝決定戦で
勝ち37歳にして初優勝を飾ったのだが、残念だった事に3敗で並んだ栃煌山が
本割りで琴欧州の休場で不戦勝となったため星1つ差の4敗で追っていた横綱
・白鵬らの優勝がなくなった。
琴欧州と栃煌山の一番は優勝争いをしているという高揚感があるから勝負
事に絶対はないものの、かなりの確率で栃煌山が有利だとは思っていたの
だが まさか休場によって不戦勝になるとは思わなかった。
来場した観客からブーイングが起きたのは当然だし緊迫した千秋楽の優勝争
いに水をさした事は 紛れもない事実だが、気になるのが八角親方の‘昨日の
うちに休場届を出していれば取り組みの変更も可能’で注目の
取り組みの1つが不戦勝になる事は避けられたのに’というコメントだ。
‘琴欧州には大関としての自覚がない、這ってでも土俵に上がるという執念が
必要’というのは北の冨士のコメントだが角界のトップの考えの大多数が それ
だろうというのは想像がつく。
結果的に琴欧州のケガは複雑骨折だったという事が判明、北の冨士のコメント
通り這ってでも土俵に上がったところで相撲にならないのは明白だし そのような
コンディションで土俵に上がった琴欧州との相撲を見ても観客は喜ぶだろうか?
八角親方の‘前日までに分かっていれば・・・’というコメントの方が‘這ってでも
土俵に’という北の冨士のコメントよりも現実的ではあるが、ケガをした その日の
うちに休場が決まれば取り組みの組み直しができるというのは私も相撲を40年
以上見ているが初めて知った事だ。
角界には‘ケガは土俵で治せ’という言葉があるように よほどの大ケガでなけ
れば稽古をしながら直すべきという考えが今でも主流なのを考慮すると、琴欧
州が それこそ大関の責任でギリギリまで出場する事を考慮していたのは明白
だろう。
ケガをした その日のうちに休場届を提出すれば取り組みを組み直せるという
ルールがあるならば、それを角界だけでなくマスコミなどにも常に公表しておか
なければ一番損をするのは高いカネを払って来場した観客になるのは明白だ。
八角親方のコメントは自らの責任放棄としか思えないし、這ってでも土俵に上
がれという北の富士のコメントなど論外だ。
ケガのために這って土俵に上がった力士の相撲を見せたいのか?今回の千秋
楽のような不戦勝で優勝争いの決着が付くようにしたいのか?高い入場料を
払った観客の事よりも自らの主義を強調するだけの相撲協会の姿勢を見れば
身体能力の高い日本人の若者が入門しないのは当たり前だし、観客が減っても
増える事がないのも当然だろう。
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記事によれば松葉杖無しでは歩けない、という事だからいくら前向きに考えたって次の日に相撲など取れるはずはない
むしろ休場を迷う方がどうかしている
なので、その日のうちに報告しろ、というのは決しておかしな話ではないと思いますがね?
問題は そういう特例を各部屋の親方衆が知っていたかという事でしょう。
どちらかといえば‘這ってでも出て来い’という体質ですから必至で治そうとしたのかもしれませんが、
協会のトップの言い草の方が後から取って付けたような感じがしてなりません。
夏場所の不入りを東京スカイツリーの開業遅れを原因にするような連中ですからね。