宇宙戦艦ヤマトは歴史への誘い

 2週間前に門司の甥っ子に宇宙戦艦ヤマトのDVDを持って行って
見せた。
 小4の甥っ子は大喜びし、見入っていた。
 貸し出しという形で置いていったのだが、ヤマトワールドを垣間見せる
ために1話と2話にドメル艦隊との決戦の22話を見せたのだ。

 なんでこの3話を見せたのかというと1話では地球艦隊の戦い方が
実際の海戦のやり方を踏襲している。
 しかもラストで沈んだ戦艦大和の残骸が登場する。

 2話では主砲のショックカノンを撃つシーンがある、照準を合わせたり
しつつ撃つのは それまでのSF作品ではあまり見かけないので珍しい。
 しかも戦艦大和が実際に沈むシーンが挿入されている。

 そして22話のドメル艦隊との決戦。
 ヤマトがドメル艦隊の空母から発進した艦載機の猛攻に晒されて大苦戦
する。
 これこそ実際の大和が沈められたパターン。
 戦闘空母から発進した重爆撃機がドリルミサイルを撃ち込み内側から
破壊しようとしたのを真田とアナライザーが内部に侵入して逆回転させた
ためドリルミサイルが空母群に衝突して全滅させる。
 ただドリルミサイルなど撃ち込まなくても、あのままの攻撃を続けて
いればヤマトもやられていただろう。

 こういったヤマトのエピソードを実際の歴史と照らし合わせて甥っ子に
説明する事によって歴史に興味を持つだろう。
 歴史を知れば第2次大戦中を題材にした戦争映画に興味を持ち、
戦争の悲惨さを感じる事ができると思うのだ。  

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
そうですね (mike145)
2008-12-04 11:05:37
うちも、上の子はヤマトを観てから歴史に興味を持ちました。宇宙戦艦じゃなくて、戦艦大和の事にも興味がいったみたいでしたから。

そういう自分はベルサイユのばらでフランス革命とか
オルフェウスの窓でロシア革命とか、日出処るところの天子で聖徳太子の頃の日本史だとか(笑)、漫画で歴史に興味を持ちましたし。

そういえば、ヤマトでは大マゼラン星雲は14万8千光年といってますが、最近上の子に買ってあげた宇宙図鑑には16万光年になっているんですよ。宇宙が膨張している証拠かしら(笑)
 
 
 
なんでも (こーじ)
2008-12-05 00:07:08
>mike145様
 やはりヤマトから大和へと興味を持ってもらえるのが何といっても嬉しいですよね。
 きっかけさえあれば何でも興味が沸きますからね。
 
 宇宙図鑑は電波望遠鏡などが精密になったので以前よりデータが更新されているのでしょう。
 
 
 
マンガ版教科書 (こうちゃん)
2008-12-08 17:53:24
私も小さい頃テレビにかじりついて見てました。絵コンテ等は、今のマンガを見慣れた人からは褒められた物ではありません。でも、ヤマトは日本の歴史や海戦の戦い方だけではなく、未知の領域に挑む苦悩、言葉や習慣の違う人と共存していく大切さや難しさを教えてくれたマンガ版教科書です。今の荒んだ子供達には、良い教材だと思います。
こーじさん、先日遊びに来た折り、ヤマトのDVDありがとうございました。
 
 
 
いえいえ、どうしまして (こーじ)
2008-12-08 23:17:24
>こうちゃん様
 いえいえ、どういたしまして。
 喜んでいただけてよかったですよ。
 航海は人を成長させるというのが、よく分かりますよ。
 困難があるからこそ人は強くなるのですが・・・・
 この作品を見れば見るほど痛感します。
 
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