2017選抜高校野球,第8日

秀岳館が昨夏王者・作新を撃破!史上5校目“夏春連覇”の夢打ち砕く

 大会8日目の注目カードは第1試合の秀岳館-作新学院戦で昨夏
ベスト4で秀岳館が勝っていれば決勝で実現したカードだが、共に
初戦は格下チーム相手に大勝しているので本当の実力が分かる一戦
であり鍛治舎体制になって関東勢相手に3連勝中なので作新がそれ
を止められるか。

 第2試合は清宮&野村を中心にした早実打線を初戦を91球でクリ
アした東海・安田がどこまで抑えられるかだが、東海の攻撃力を
考えると5点以内のスコアに抑えなければ勝ち目はなさそう。

 第3試合は共に初戦を大勝したチーム同士で打線は活発だが、
桐蔭が4人の投手を擁しているのに対し静岡は好投手の池谷がど
こまで桐蔭打線を抑えられるか。

 第1試合:秀岳館 3-2 作新学院

 1回に作新が2番が2ベースで出塁し2アウト3塁から暴投で先制
すると3回まで1安打に抑えられていた秀岳館も4回に3本の長打を
集めて逆転し、5回にも8&1番のヒットで1・3塁から併殺崩れで
1点を追加し3-1とリード。

 2回以降2塁も踏めなかった作新だは8回に1アウトから1&2番が
歩き3番のタイムリーで1点を返すと更に四球で1アウト満塁と攻
め立て、9回もノーアウト2塁から2アウト満塁とするものの後続
が田浦-川端のリレーに絶たれ逃げ切られた。

 4回&5回に長打3本を含む5安打を集中して3点奪った秀岳館だっ
たが、6回以降は強引さが目立ち追加点を取れず。

 作新に惜しまれるのは7回に先頭の4番が歩いた後に5番のヒット
で1塁ランナーが3塁を狙って刺された事で、この後にヒットが出て
いるだけに好走と暴走は紙一重というが正しく当て嵌まる走塁で
明暗を分けた。

 第2試合:東海大福岡 11-8 早稲田実

 早実が3回に7番の2ベースを足場に2ゴロエラーで先制すると、
東海も その裏に9番が2ベースで出塁し2つの四球で満塁から4番
の3ベースで3点を挙げ逆転し4回にも7&9番の短長打で4-1とリ
ードを広げる。

 5回に1アウト満塁で追加点を奪えなかった東海だが6回にヒッ
トで出塁した8番をバントで送ると1番以下の5連打で一挙に5点を
挙げ9-1とリードするが、早実も7回に1アウトから四球と連打で
満塁とし1番の犠牲フライで1点返すと8回にも清宮以下の3連打で
2点を返し併殺などで2アウト1・3塁から8番の内野安打で5-9と
する。

 7回に1アウト1・2塁を併殺で潰した東海は8回に3番のヒットと
4番の四球でノーアウト1・2塁から5番のバントを相手投手が1塁へ
悪送球し2者が返る。

 それでも早実は9回に3安打で満塁とし8番の2ベースで走者一掃し
3点差に迫るが、ここまでだった。

 安田のクセ球に早実打線がアジャストしたのが7回以降で11安打を
浴びせたのだが、いかんせん6回までに9失点は大きかったし与えた
四死球が安田は2に対し早実の4人は6というのが互角のヒット数で
はあったが3点差になっわけだ。

 この試合を実況したのは‘NHKの植草貞夫’小野塚アナだが、あまり
にも大げさで音声をラジオに何度替えようと思った事か…

 第3試合:静岡 8-11 大阪桐蔭

 1回に桐蔭が1番がヒットで出塁すると2番が歩き3番のバントを
3塁悪送球で先制し更に四球と犠牲フライに3安打で6点を先行する
と、静岡もその裏に四球とエラーにバントヒットで満塁から4番の
2ベースで走者一掃すると更に6&7番の短長打と9番のタイムリーで
何と6点を挙げ追い付く。

 2回に静岡は四球と2ベースでノーアウト2・3塁から5番のタイム
リーで勝ち越すと、7回にも四球とバントエラーでチャンスを広げ
6番のタイムリーで8-6とリードを広げる。

 2回以降 池谷の前に3安打に抑えられていた桐蔭だが8回に5&6番
の連打と外野手がはじく間に1点返すとバントで1アウト3塁から8&
9番の短長打で逆転する。

 これで流れを掴んだ桐蔭は9回にも3安打を集中し2点を追加して
勝負を決めた。

 静岡にしてみると2回以降池谷が立ち直っていたのだが2回に勝ち
越してなおノーアウト満塁、7回の8点目の後もノーアウト1・2塁
から2アウト満塁で次の1点を取れなかったのが響いてしまった。

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