福岡大大濠が再試合制し初8強! エース三浦が再び完投、3戦475球の熱投
大会9日目は一昨日延長15回引き分けとなった再試合2試合が
行われるのだが、中1日でエースを投げさせるチームがどれだけ
あるのかが注目。
特に第1試合は新チーム結成以来公式戦の全イニングを投げて
いる福大大濠がエースの三浦を登板させる可能性が高いのに対し、
滋賀学園はどの投手が投げるのかが問題だろう。
第2試合も健大高崎が3人で まかなったのに対し福井はエース
の摺石に依存していたが、2番手で投げた氏家が意外に良かった
ので氏家先発の可能性が高い。
第1試合:福大大濠 5-3 滋賀学園
予想通り大濠が三浦を先発させたのに対し滋賀は4番目の投手・
光本が先発。
先攻&後攻が入れ替わった今日の試合は1回に滋賀が死球で出塁
した1番が盗塁し3番のイレギュラータイムリーで先制すると、大
濠はその裏に1アウトから2番が歩くと3番以下の3連打で逆転する。
それでも滋賀は2回に2アウトから8&9番の短長打で追い付くが、
その裏に大濠も7番が歩いてバントで2塁に進むと9番がヒットで
つなぎ2番のタイムリーで勝ち越す。
そして迎えた5回に滋賀がヒットで出塁した8番をバントで送り
2アウト後2番のタイムリーで追い付き一昨日の先発・宮城を投入
したが、その裏に大濠は1アウトから2番が歩くと3番が2ランを放
ち2点を勝ち越す。
これが効いて以後は三浦が6回以降は1安打に抑える好投で滋賀
の追撃を振り切り決着を付けた。
4番目の投手・光本を起用した滋賀の勇気に拍手を送りたいし
大濠と同じく7安打を放った滋賀打線だったが長打力を含めた地
力の差が最後は出た形だった。
第2試合:健大高崎 10-2 福井工大福井
1回に福井は高崎の先発・向井に対しヒットとエラーで1アウト
1・2塁のチャンスを掴むが5番の打球が2塁ランナーに当たり無得
点だったのに対し、高崎は福井の先発・加藤から1番がヒットで出
塁すると盗塁し1アウト3塁から3番のタイムりでー先制すると2ア
ウト後に6番の2ベースを含めた3連打で3点を追加し4点を先行。
これで楽になった向井は2回以降4回以外は四球のランナーは出
すもののノーヒットに抑え、打線も4回に5&7番の短長打とスクイ
ズで2点を追加するとエラーと連打で満塁から3番の満塁HRで勝負
を決めた。
控え投手の勝負となった一戦だったが1回に無得点だった福井に
対し、高崎が先制しただけでなく3連打で一挙に4点を挙げた事が
試合の明暗を大きく分けた。