goo blog サービス終了のお知らせ 

昭和の常識から脱してレベルが上がる

 昨年行われたパリ五輪で日本は金:20、銀:12、銅:13の計
45個と海外で開催される五輪で最多のメダルを獲得しているし、
サッカーW杯では出場が当たり前になりベスト8がノルマになる
状態でMLBでは大谷翔平が50本塁打&50盗塁を達成しMVPを獲
得している。

 いずれも20世紀では考えられない快挙で一応スポーツには一
家言持っていた母親など、五輪で日本が勝てない理由として‘ハ
ングリー精神が足りない’とか‘体格が違うので勝つのは無理’など
と主張していたのを思い出す。

 昭和の頃は、こういった理屈が正論視されていたのだ。

 今や母親の言うような勝てない理由は否定されており日本が豊
かになってハングリー精神が足りないのではなく、むしろインフ
ラをはじめスポンサーによるサポートがなかっただけ。

 また体格が違うから云々は適切な理論による食事やトレーニン
グで日本人の体格も向上しており、これらは昭和の常識では考え
られなかったケースが多い。

 ほかにも母親の世代は‘稲尾和久は先発して完投した翌日にリリ
ーフで登板するなど当たり前だったのに今の投手はしレベルが低
い’などと言っていたが当時と今では打撃レベルが全然違うという
要素を無視しているわけで、こういった昭和の時代の常識を基準
に判断するといった生半可な知識を持った世代が幅を利かせてい
たのだから上がるはずのレベルが上がらなかったのではないか。

 今や母親の世代も80代になっているので少数派になっているか
ら昭和の常識を振りかざさず者も減って、スポーツ界のレベルが
上がったという事も言えるだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 小熊正二 苦闘... ウルトラ史上... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。