我が家は毎年11月中旬に居間の大掃除をすると共にコタツを出す
のだが、コレを出すと子供達は大喜びだ。
宿題などを自室でやらせてもサボるだけなので居間でやらせようと
しているのだが、普段は嫌がる息子達がコタツを出すと宿題と称して
居間でやろうとするものの今度は互いにちょっかいを出して揉める
ケースが多い。
更に息子達の友達が遊びに来るとコタツに入って妙に寛ぐ者が続出
しており、特に喜ぶ子供に限って自宅にはホットカーペットはあって
もコタツがないという。
確かにコタツに入ると動きたくなくなるので用事が捗らないという
難点はあるし和室でないとしっくりこない現在、フローリングにカー
ペットを敷く家が多いのでコタツを出すケースも減っているらしい。
また冷え込んだ朝などは学校に着て行く服をコタツの中に入れて
暖めるのはいいが3人分も入れれば多過ぎて反対に暖まらない事も
多々あるので朝から兄弟げんかの原因にもなるし、暖まるまで入れ
ておこうとするのでかえって時間を食うケースが頻繁にある。
ただコタツの心地よさというのは温熱カーペットにないものがあり
非効率的ではあるものの、家族のコミニケーションになるし生活の潤
いにも つながるのではないかと思うのだ。
効率を優先し過ぎると生活に潤いがなくなるので、そういう意味
では子供達に非効率の大事さを知らしめるのにも格好のアイテムでは
ないだろうか。