キリンカップ優勝は嬉しいが・・・・

 今日 国立競技場で行われたサッカーのキリンカップ2009で日本は
ベルギーに4-0で大勝、2連勝で10回目の優勝を飾り30回記念大会に
花をそえた。

 今回のキリンカップはチリとベルギーを招待しての大会で、 6月6日に
タシケントで行われるウズベキスタン戦を皮切りに始まるW杯アジア最終
予選の壮行試合だった。

 初戦のチリ相手に中村俊輔らを休ませて4-0で快勝すると、今日も
‘赤い悪魔’と恐れられているベルギーにも4-0で勝った。
 ここまでは万々歳だが手放しで喜べないのだ。

 というのもチリはヨーロッパ組が不在のBチーム。
 しかも それなりに攻めてきたから点を取りやすかった。

 一方のベルギーは現在W杯ヨーロッパ予選では5組で2勝1分3敗の
6チーム中4位と不調。
 しかも金曜日にチリと戦って中1日で日本と戦うというスケジュール。 

 ベルギーとは過去2度の対戦で いずれも引き分けている。
 最初が99年のキリンカップで0-0の引き分け。

 次が02年の日韓 W杯の初戦で対戦しフラット3破りで先制点を決められ
一旦逆転しながら追いつかれ引き分けに持ち込まれた。

 
相手の長所を消してくるイヤな相手だ。
 そういうイメージを木っ端微塵に吹き飛ばしてくれる覇気のないチームに
成り下がっていた。

 W杯に出るのが最大目標だった90年代半ばまでなら こういった
相手から4点取って連勝してもそれなりに喜べたのだが、いやしく
もW杯ベスト4を狙うチームがこういうチームに圧勝しても手放しで
喜べない。

 もっとも昨今ホームで行う親善試合では こういうケースが多いというのを
大成翼賛メディアに騙されないためにも予備知識として持っておくべき
だろう。      

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