実力差歴然!

 日本中が注目したハンドボールの やり直し北京五輪
アジア予選は、案の定というべきか、韓国に21ー34と
9点差で完敗した。
 いわゆる‘中東の笛’という不可解な判定を受けての
再戦という前代未聞の事態となったが、実力差は いかんとも
し難かった。
 というのも特に女子のハンドボールは、韓国はソウルと
バルセロナで連覇し ロスとアトランタ・アテネの3大会で準
優勝しているのに対し日本はモントリオールで6チーム中
5位になったのが最高だ。

 だから‘やり直し予選が日本で行われても厳しいだろうな’
とは思っていたし、実際BS-1で途中経過を見ると、前半で
ほぼダブルスコアになっていた。

 ハンドボールで思い出すのが、97年に熊本で男子の世界
選手権が行われたときにオレ・オルソン監督を迎えて強化。
 1次リーグでアルジェリアとサウジアラビアに勝って2勝3敗の
4位で決勝トーナメントに進出して、ベスト16の初戦で前回優勝
国のフランスに一時は5点をリードする健闘で21- 22で敗れた
大会だ。
 この時は、今ほど盛り上がりを見せないままだった。

 それが‘中東の笛'騒動で、いつの間にか国民的な関心事と
なったが、結局は付け焼刃では 実力差は埋まらない。
 熊本の世界選手権での健闘から10年経っているのに、その後
2回の五輪には出場すらできてない。
 その間に‘中東の笛’のせいで出場権を 取れなかったのなら
何故その頃に今のようなPRをして訴えなかったのだろうか?
 恐らく明日行われる男子も厳しいのではないか?と思う。 

 サッカーが、メキシコの3位以降96年のアトランタまで28年もの
空白を生じさせた原因の1つにマスコミを含めたファンの無関心が
あると思う。
 つまり負けたらファンが激怒してブーイングをし、マスコミが徹底
的に敗因をチェックして批判する。
 サッカーがプロ化されてW杯にも出場するのが、当たり前に
なった現在では予選で拙戦を演じると当然のように批判される。

 やはり批判なきところに進歩はない。

 金2回&銀3回も取った実績から韓国女子にとって世間からの
批判は凄いプレッシャーになっていただろうが、それだけ期待
されている証拠だろう。
‘ぜひ頑張ってもらいたいですね’というワイドショーのコメンテー
ターのセリフが、金太郎飴状態で繰り返される日本では ‘よく
頑張った!’‘世界に意地を示せた’などという美辞麗句がゴシップ
紙を飾るのだろうが、これをやっている限り明日は ないと思えるのだ。 

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2008-01-30 03:22:35
今回はうまく韓国に乗せられたというべきか…



韓国は自分がやるのはよくてやられるのはムカつく



そんな感じですからね~

ソウルオリンピックのボクシングなんか今回のハンドボール以上の大失態ですし

除名されたらどうすんだろ東アジア連盟でもつくんのかな
 
 
 
余程 (屯田兵)
2008-01-30 06:01:56
自信があるから

東京大会すんなり

OKしたんで

しょうょ

あっちは

映画にもなるぐらいで

扱い違いますから
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2008-01-30 23:41:51
>Unknown様
 ソウル五輪のボクシングや、02サッカーW杯は酷かったですからね。
 やはり自分のところがやっていると、敏感になるものでしょう。

>屯田兵様
 ハンドやバスケは韓国ではスポーツ紙一面を飾りますからね。
 自信がなければ、最後までゴネますよ。
 
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