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こーじ苑
ブラジルは今大会の惨敗から どう立て直すか?
オランダ攻守に圧倒=サッカー〔W杯〕(時事通信) - goo ニュース
日本時間の今朝ブラジリアで行われたブラジルW杯の3位決定戦
では、オランダが開催国のブラジルに3-0で勝つという意外な結果に
なった。
というのもオランダのルイス・ファンハール監督をはじめ主力選手
達は3位決定戦に否定的で、16年前のフランス大会でもクロアチア
から敗れているに3位決定戦ではモチベーションは沸かないだろうと
思っていた。
一方至上命題の開催国優勝を目指していたブラジルにとっては、
とりあえず有終の美を飾る意味もあり勝って終わりたいというモチ
ベーションはオランダより強そうだし負傷中のネイマールもベンチ
入りする事からブラジル有利だと予想していたのだ。
それが前半だけで2点をリードされ後半ロスタイムに入ってから
GKまで交代されるという屈辱にまみれた負け方だったのだから、
サッカー王国を自認するブラジルにとっては最悪の終わり方だ。
3位決定戦に関してはエキジビションゲーム的な性格を持つので
プレッシャーから解き放たれた形で見て楽しい展開の試合になるケ
ースが多く、そういう意味でもブラジルは大敗の鬱憤晴らしをする
ような試合になるだろうと思ったが個人での突破に終始してオラン
ダから切り替えされピンチを招いたり失点するという最悪の展開に
なっての敗戦だけに堪えるだろう。
固いと見られていたディフェンスがドイツやオランダといった
ヨーロッパの強国相手に2試合で合計10失点という壊滅的な結果
だし、得点もネイマールがいなくなったら1点しか取れなかった
のを見るとブラジルが才能型選手達の能力のみに依存したスタイル
だったというのが分かる。
この惨敗でブラジルが今後しっかりした育成システムを構築する
のか?それとも これまでの成功例に拘り現状維持で通すのか?大
いに注目される。
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3位に入賞することで何からの特権を得られる訳でもないし、賞金額だって極端に差は無い。
実績の無い新興国ならモチベーションはあるかもしれないが(ベスト4進出で既にお腹一杯の国もあるけど)、優勝を本気で狙っている強豪国の場合だと死屍に鞭打つのと同じくらい酷なことだ。
少なくとも、今回のブラジルは選手だけでなく国民も戦う前から既に心が折れていたのが端から見ていて分ったよ。
タイムアタック系や採点競技なら3位は価値がありますけど、優勝のみを狙うトーナメント方式でのプロの大会ではSファイナルで敗れた時点で終わってますからね。
86メキシコではフランスはプラティニら主力は出場してませんし、98フランスでのオランダもモチベーションが低いのが画面を通しても分かりました。
EUROでは3位決定戦はないのですから、W杯も必要ないとは思いますね。