ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
改めて感じるインビクタス負けざる者たちの素晴らしさ
昨日からラグビーW杯が開幕し地上波では日本TVが開幕戦の日
本-ロシア戦を中継したのだが、その後番組・金曜ロードショーで
OAされたのはモーガン・フリーマン&マット・デイモン主演のイン
ビクタス・負けざる者たち。
95年の第3回ラグビーW杯での実話が映画化されたわけでネル
ソン・マンデラ大統領がアパルトヘイトを撤廃し、国民を1つにま
とめるため白人の象徴だったラグビー・南アフリカ代表チームを応
援する姿勢を見せ代表チームが勝ち進む毎に国がまとまっていくと
いう感動の展開だった。
モーガン・フリーマンがマンデラ大統領をマット・デイモンが代
表チームのフランソワ・ピナール主将を好演しているわけで、当時
リアルタイムでこの大会を見ていただけに何度見ても95年当時を
思い出す。
特筆するべきは大雨の中で行われた準決勝のフランス戦で最後は
フランスが15人モールで同点を狙って押し込もうとするのを南ア
フリカの選手達が、体を張って耐え忍んで勝ちを掴むシーンは当時
手に汗握りながら見たもので見事にそのシーンを再現していたのだ。
とにかくクリント・イーストウッド監督が‘このエピソードは絶
対に入れて欲しい’と思うシーンを必ず入れてくれていたのは嬉し
いしツボを見事に心得ているなと思った次第。
さらにOPに南アフリカの鉱山労働者の歌がサポーターソングに
なったショショローザを使い、EDには大会アンセムのワールド・
イン・ユニオンを使うなど音楽面も絶妙だった。
ただ日本人としてはこの大会の予選プール最終戦でニュージーラ
ンドから17-145という国辱的な敗戦を喫した苦い経験がある大会
で、実際マンデラ大統領がニュージーランドの強さを側近に聞く時
に‘145点!1試合でか!’という形で日本の名前が出てくるのは
少々複雑ではある。
それにしても日本テレビはプロ野球開幕前夜に金曜ロードショー
でメジャーリーグやフィールド・オブ・ドリームスのような野球映
画をOAしており、このパターンでラグビーW杯に因んだ作品をO
Aした形だがラグビーの素晴らしさをアピールするのにタイムリー
である。
1つだけ残念なのはワールド・イン・ユニオンが流れるEDがカッ
トされていた事だが・・・・・
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私はイングランドの街にいまして、それを見た後「どうせボロ負けだ」と思い寝てしまいました。深夜時差ボケで起きた後、スマートフォンを見たら日本が勝ったとあって、「なんだこのフェイクニュース」と思ってすぐまた寝てしまいました(苦笑)。
コチラではWOWOWでW杯開幕前にOAされましたね。
10年前ですから生々しく覚えてましたし145の悪夢も記憶に新しかったのですが、まさか10年後に汚名が雪がれるとは思いませんでした。
ちなみに当日は故・大西鉄之助氏が亡くなって10年目でした。